「世界文化遺産に登録されている川の参詣道」の舟は「那智号、八咫烏号、本宮号、速玉号」の4艘で、どの舟に乗るかは選べませんが私達の舟は「速玉号」です。和傘とオレンジ色の救命胴衣を着用します。勿論船頭さん付き、語り部付きです。全長16Km、約90分の旅の始まりです。前回は国道の崩落で無念の中止でしたのでワクワク感満載です。進行方向の右側が和歌山県、左側が三重県、県境の熊野川を下っていきます。
世界文化遺産に登録されている川の参詣道。昔の熊野詣では、庶民は歩き、高貴な方々は舟で川を下ったそうです。と言うことは私達はいま「高貴なお方コース」を体験できるということなんですね。(笑)今の舟はエンジンが付いていますが昔は手漕ぎの舟で何日もかかり、晴れの日もあれば、時には雨の日もあったため、運行時間は様々だったようです。現在でも雨天であっても川下りは中止せず、昔と同じように体験してもらうのだそうです。(ただ水量によって危険な場合は勿論中止) |