2016
●第5日目 9月20日(火)移動日  利尻~支笏湖  休暇村・支笏湖泊
名残惜しくも別れの朝がやってきました。大きなホテルのマニュアル通りの接待よりも現地の人柄に触れ故郷に帰った様な、ぬくもりのある一夜でした。朝食を済ませレンタカーでフェリー乗り場まで行き鴛泊港午前8時30分発のフェリーで稚内港へと帰ることにしました。
 旅館のオーナーさんに取ってもらった一枚です 昨日はこの上に登りました 
あっと言う間に利尻島・鴛泊港を離れます…今日の利尻岳は雲の中…礼文島はくっきりと見えています
稚内港北防波堤ドーム の外側と内側です
稚内-樺太大泊間の旧稚泊航路整備の一環として、冬季の北西越波防止のために建設された半アーチ式ドーム。海上からの高さ14m、柱間6mの円柱70本を並べた長さ427mの世界でも類を見ない独特の景観と構造を持ち、港湾土木史に残る傑作であるとともに、旧樺太航路時代の記憶を残す歴史的遺産。 
赤灯台を境に稚内港に入ります  間もなく稚内港に接岸しますよー…起きろよー 
稚内フェリー乗り場でRIJYUチームとお別れ…彼らはバスで稚内空港へ…私達はFitで新千歳空港へ
10時10分稚内港に到着。名残惜しいのですが宇都宮チームとはここでお別れです。彼らは11:40発のバスで稚内空港から羽田に向かいます。私達は車に戻り荷物を積み込んでいると空港行きのバスの中から上半身乗り出して大声で叫ぶりリジョ君の姿を一瞬とらえることができました。予定より早いバスに乗れたみたいです。大きく手を振りながら「楽しい山行をありがとうね。」と叫びました。聞こえてないよねきっと。
その後は稚内から新千歳空港に向かう途中にある「サロベツ公園」で休憩を取り、昼食を取る間も惜しくてコンビニで弁当を買い、交代で食べ、交代で運転しながら新千歳空港まで走り続けました。
午後5時すぎにやっと千歳空港前に到着しました。支笏湖の宿のチェックイン時間が決められていたため、空港で一服劔さんの下車を見届け、日も暮れかけているため、あわてて支笏湖にある宿に向かいました。新千歳空港までの走行距離2196.8㎞走ったことになります。 
今夜のお宿は 休暇村「支笏湖」です 
ここからは「第2部ブラリ・ブラリ旅」の始まりです。関西方面は悪天候で飛行機が飛ぶかどうか心配しましたが「予定通り飛べます」とメールを頂きホッとしました。飛行機は早いけどすぐに天候に左右されるもんね。支笏湖の宿は行けども、行けども辿り着かず日暮れになってしまい「ほんまに着くの?」と言い出す始末でした。やっとホテルらしい建物の灯りを見つけました。宇都宮チームからのメールで「大雨だよ~!」と無事帰着報告を貰いました。休暇村支笏湖の部屋はベット2つと和室利用となっておりゆったりと旅の疲れを取ることができました。ジョンは館内にあるコインラントセリーでお洗濯しちゃいました。新千歳空港から随分遠かったけどとても良い宿で、食事もバイキングではなく洒落たお膳でくつろいで食事をすることができました。「宿の満足度 風呂4、部屋3、料理4」 
文:美智子姫