『みちのく3000q・毎日一座・1週間の東北登山』

★第8〜9日目(8月13日〜14日・金〜土曜日) 『帰 路』 (山形県・鶴岡市〜大阪)

八甲田山に始まり、岩木山、白神岳、鳥海山、月山と続いた登山紀行も終わり、大阪へ戻るばかりとなった。鶴岡市を午後4時ごろ出発し、お盆の渋滞を予想しながら帰路に着く、ルートは日本海に沿って、国道7号を南下、しばらくはこの愛称「おばこおけさライン」を走ります。
海辺でキャンプを張っている家族、花束を片手に家族で墓参に行く人達、いろいろな家族模様を車窓から垣間見ながら快適に下っていきます。
しばらくは山の中の食事だったので焼き魚とお造りが食べたくなり、道の駅あつみに寄ることにしました。ここは山形県鶴岡市(旧西田川郡温海町)の国道7号上にある道の駅で愛称は“夕陽のまち しゃりん”、佐渡島が遠くに見える夕陽のスポットです。
ここで売店をくまなく探しましたが焼き魚は無し、お造りはなおさら無し、表で焼いていたホタテを食べて海を感じました。ここでJONが行方不明です。トイレに行ったのかなあ、若い女性を追いかけているのかなあと思っていると、突然バリバリバリ轟音が鳴ったのです。「何やこの音は」
そのうちJONがカメラ片手に戻ってきました。
「遊覧飛行のヘリコプター撮っててん」

あとは中条インターで日本海東北自動車道に乗り、新潟中央インターで北陸自動車道に移り、米原から名神高速を通って、まっしぐら 大阪まで帰ってきました。
そんなわけは無いやろって
「すんません。パーキングエリアの名前は忘れたけど、富山辺りのパーキングエリアだったと思います。そこの喫煙コーナーでお茶を沸かし、朝炊いた御飯に道の駅あつみで買ったお漬物を添えて、お茶漬けをして夕食としました。
喫煙コーナーにタバコを吸いに来たお兄さん、場所を占領していてすんません。
お国柄が違うと食べ物の味も違うので、安心して食べられたのは日清のチキンラーメンと卵かけご飯、お茶漬けとお粥が最高でした。
なかなか良い旅でした。
こんな旅をしてみたい方お気軽にご相談ください。

文:美智子姫 記