『みちのく3000q・毎日一座・1週間の東北登山』

★第8日目(8月13日・金曜日) 『庄内映画村オープンセット見学』 (山形県)
山形県鶴岡市羽黒町松ヶ岡字松ヶ岡29番地

月山山麓に位置する88ヘクタール(26万4千坪/東京ドーム20個分)という敷地を持つオープンセットで、数々の映画の撮影を行っています。
現在、漁村・農村、宿場町、山間集落の撮影セットが建っており、今後いくつかのセットが出現します。この壮大なオープンセットを撮影のためだけではなく、映画の舞台をより多くの方に楽しんでいただきたいと考え、一般公開しています。
今後、日本一のオープンセットを目指して、第1フェーズ、第2フェーズ、第3フェーズと段階的に施設の充実をはかり『サムライ・ワールド』プロジェクトとして進めていくようです。
近畿圏に住む人たちにとって、映画村と言えば東映太秦映画村でしょうね。幾度と無く東映太秦映画村には行きました。「そんな感じの映画村かなぁ」と思いながら入りましたが、少々アテはずれ。広いことは広いのですが、べつに役者さんがいるわけでなく、撮影されているわけでなく。
撮影が終わったセットをそのまま残しているだけでした。
昔の農家はこんなに貧しかったのかも知れないなぁ…と感じたしだいでした。
ここに入場するにあたり入り口でJONが大騒ぎ。
「ナヌ、65歳からシルバーは1600円のところ1000円てか」
今年の6月で満65歳になったJONは
「これは安くしてもらわなアカン。証明が要るてか。あるある、運転免許証ならあるで」
「みっちゃん、これで買ってきて、まだ劇場映画しかまけてもろてへんからなー」
「わー得したなあ」とおおはしゃぎのJONやった
市バス、地下鉄の無料パスはまだかなぁ。


庄内の昔話の語り部のおじさんの話す物語に耳を傾けました。
昔から庄内地方に伝わる「四本足の鳥」の話。
四本足の鳥の正体は猫、ほなどんな鳥だ。…ねずみとりだとさ。
最後の最後までオチがわかりませんでした。
オカリナの演奏もやっていましたよ

文:美智子姫 記