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▲玉屋旅館跡 |
車に注意しながら山側へ登り、高野線の踏切を渡り、しばらく登ると、「高野街道」の路面標示がありました。コースを間違えてないことを確認できます。集落に沿って真っ直ぐ登っていくと「石堂丸物語」の舞台として有名な「玉屋旅館跡」がありました。 |
「石堂丸物語」とは・・
『石童丸の父は石童丸が生まれる前に出家するために京へ行きました。石童丸がどうしても父に会いたいというので母は2人で京へ行くことにしました。石童丸の姉は手作りの衣を父にと持たせました。石童丸の父は既に高野山に移っておりました。高野山は女人禁制、石童丸は1人で高野山に登り、父を探しました。親切なお坊さんに父は死んだと聞かされ、石童丸が山から降り母にそう伝えると母は嘆き亡くなりました。石童丸は高野山に登り、親切なお坊さんに衣をあげて、母を弔ってもらいました。苅萱関に戻ると姉も死んだばかりでした。1人になった石童丸は高野山に登り、親切なお坊さんに弟子にしてもらいました。
親切なお坊さんは本当は石童丸の父で、正体を知られたくありませんでした。石童丸の父は長野の善光寺に去って行きました。』(浄瑠璃、歌舞伎などの演目で有名) |
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▲西光寺 (学文路苅萱堂) |
玉屋旅館跡のすぐ先が物語の舞台となった「刈萱堂(かるかりどう)」のある西光寺に到着。西光寺は「人魚のミイラ」が眠るお寺としても有名で、不老長寿や無病息災を願う人々の信仰の対象となっています。(人魚のミイラ・・それほど見たくないので先を急ぎました) |