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樹令3000年以上、太古よりひっそりと息づく縄文杉や洋上のアルプスといわれる宮之浦岳、緑と清流が織り成す神秘の島、世界遺産・屋久島に出かけました。決してツアーでは体験できない屋久島の魅力に迫り、多くを堪能してきました。これらはそのささやかな記録です。

 第7日目(10月27日・木曜日)0「天気・強風・晴れ」
今日は大阪に帰る日です。テレビでは台風14号発生で、まもなく奄美地方が暴風雨圏内に入るとのこと、民宿の入り口の戸を開けると「ヒューッ!ヒューッ!」と言う強い風が吹いています。民宿の方に「飛行機飛ぶのでしょうかねぇ?」と聞くと、笑いながら「こんくらいでは大丈夫!飛ぶよ!」と聞き少し安心しました。迎えのタクシーで空港まで行くと台風情報が張り出されていて「屋久島ー奄美大島便は欠航」とありましたが「屋久島ー大阪便」については「条件付き」となっていました。
飛行機飛ぶのかなあ 鹿児島から来なきゃいいのになあ…ジョン 飛ばなかったらどないしよう…姫
ん?と言うことは、鹿児島からの飛行機が到着しない限り大阪には戻ることができないっちゅうことか?と
「なぁ、なぁ飛行機が飛べへんかったらどうする?」
「一軒家チロルに戻るしかないやろ!」
「何日間、缶詰状態になるの、台風が来てるで」
「そんなもん知るか。何日間缶詰になっても山に登ってたらええやろ。鹿児島から来なきゃあいいなあ」
「あほ」
雨の多い屋久島ならではの善意の傘 飛ぶよ飛ぶよ飛ぶんやてー 姫&ポチ
74名乗りでございます…スッチー オリオンさん 吹流しも風に煽られてるよ
只今室戸岬の上空です…機長 大和川が見えるよ 大阪到着…荷物まだかなあ
仕事や予定のある人はどうなるのかと悩んでいたら目の前に74人乗り飛行機が到着しました。「よっしゃ〜!これで予定通り、帰れるぞ〜」タラップを降りる乗客の数を数えると、たったの24人。やっぱり台風の影響でしょうか・・・

大阪便は心配していた揺れもなく無事伊丹空港に到着です。ここで解散式を行い、預けた荷物がターンテーブル上に回り始めました。お土産がいっぱい詰まったリュックも重いけど思い出も重いで〜!

屋久島の山を登る旅を終えて
10月21日(木曜日)から7日間にわたって実施しました。10月は1年中で一番雨が少ない時期と言うことでこの日を設定しましたが、奄美大島沖から北東に延びる秋雨前線の影響で到着日は雨、やむなく島内観光と海中温泉入湯に切り替えたり、予定の変更が多く大変な一週間でしたが島民やタクシーの運転手さんの的確なアドバイスにより晴れの日の宮之浦岳や縄文杉を楽しむことが出来ました。
全員同じルートを辿ることは出来ませんでしたが無事に終えたということでホッとしている次第です。
年々険しい山や縦走ルートを山行する事は難しくなっていくと思いますが、年齢にあった山を楽しんでいただければ良いかと思います。
生活の中でトレーニングの一環を見つけていただいて体調を整えておいてください。またお目にかかりましょう 
ジョン


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文:美智子姫00000