「錦秋の常念岳」は胸突き八丁・口八丁・おまけに空は姫天気

★みんなの感想分
姫さん常念小屋で一言
荷物が左肩に食い込んで、きついと思っていたので安曇野のホテルで、ゆっくり時間をかけて医師の指示通りリハビリをしました。トップを歩かせてもらったので景色も常念乗越に到着した時も、小屋を目にしたときも感動いっぱ〜いでした。
姫さん蝶ケ岳ヒュッテで一言
強がりでも、負け惜しみでもありませんが、雨で良かったです。雨の中に現れてくる天気に感動しました。蝶槍を過ぎたところのピークで「穂高よさらば」を合唱した時は思わず感動の涙が溢れてきました。次回は、できれば路線バスではなく「貸し切りバス」で行きたいですね。
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みまっち常念小屋で一言
ちょっと迷惑かけましたが、何とか登れて良かったです。ずっーと常念岳と蝶ケ岳は行きたかったので最高でした。でもポチさんが一緒でなかったのが寂しいです。次は絶対に一緒に行きましょうね!
みまっち蝶ケ岳ヒュッテで一言
常念岳の登りで、足が上がらず四苦八苦。つらい常念山脈縦走でした。途中、アルプスはこれが最後にしようと決めて、何とか頑張りましたが、蝶槍を過ぎてから、足も軽やかになり無事、蝶ケ岳ヒュッテに到着しました。アルプス卒業は撤回します〜!やっぱりアルプスは最高!
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オリオンさん常念小屋で一言
なかなか良い山岳地形だった。沢沿いに楽しく登っていけました。胸突き八丁に入った頃、青空が開けて晴天の兆し、常念乗越の位置が検討つく頃、常念岳が顔をだす。ヤッター〜!
オリオンさんさん蝶ケ岳ヒュッテで一言
雨の常念岳は見通しが効かず残念でしたが、後半の蝶槍を過ぎてから、槍の穂先が見えたのに感動しました。岩稜帯の縦走路は危険がいっぱいでしたが、クライミングの講座を受けていて役に立ち、良かったです。充分注意して歩けば楽しいコースです。
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じゅんちゃん常念小屋で一言
天気を心配しながらホテルを出発しましたが、登るにつれて天気も良くなり、登って良かったです。みなさんに迷惑をかけてはいけないと思い、アミノバイタルを一服飲んで気合いをいれました。常念乗越で、常念岳頂上と青空が見えた時は感動しました。
じゅんちゃん蝶ケ岳ヒュッテで一言
今日は人生を変える一日になりました。(ジョンさんのY話に感化されて弟子1号になりました)常念岳のアップダウンはきつく、がんばって歩行でき74歳と言う年齢をみんなにうらやましがられました。今年もアルプスに来られて良かったです。体調管理をしておきますので来年もよろしく。
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じゅんこちゃん常念小屋で一言
ゆっくり歩けたことが登れた理由です。
安曇野の朝の霧には戦意を失いましたが、青空の常念岳は最高でした。
じゅんこちゃん蝶ケ岳ヒュッテで一言
大雨も体験したし、雨上がりの蝶ケ岳は美しかったし、何よりも無事に歩けたことに乾杯!
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靖ちゃん常念小屋で一言
朝は、諦めムードでしたが、GOサインが出て良かったです。
景色が良く、常念岳もバッチリ見えて良かったです。
靖ちゃん蝶ケ岳ヒュッテで一言
山に行きたい気持ちはいっぱいあるのですが体力不足かなと思い、日々多少のトレーニングをして臨みました。高低差、天候が見せてくれる景色はサイコーでした。やはり山はいいです。
山仲間がいると言うことは最高です。!
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千恵ちゃん常念小屋で一言
ゆっくり歩けたことが登れた理由です。
朝の霧には戦意を失いましたが、青空の常念岳は最高でした。
千恵ちゃん蝶ケ岳ヒュッテで一言
大雨も体験したし、雨上がりの蝶ケ岳は美しかったし、何よりも無事に歩けたことに乾杯!
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ジョン常念小屋で一言
今朝ほど決断に困ったことはなかった。ミーティングの結果、決行を決め出発はしたものの10パーセントほどの不安はありました。胸突き八丁あたりで青空を見たときは来て良かった!
中止にしなくて良かった。そう感じました。小屋に早めについてのティータイムは最高です!
ジョン蝶ケ岳ヒュッテで一言
メンバー口々に「歩けるかなぁ」と言う言葉を真に受けて心配しましたが全員無事に歩けて良かったです。日々努力していれば来年も再来年もアルプスに来れますよ。ガンバロー!
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今回もアルプス登山無事の終えることができました。少々天候が悪い面もありましたが何とか楽しんでいただけたのではないかと思っています。
一の沢ルートも常念乗越-蝶ケ岳間も何の問題も無く通過できました。

もう40年ほど昔のことになりますが、残雪期に常念山脈は歩いた経験があったのです。その時は今回ほどアップダウンを感じていませんでした。若さと体力のなせる業なのでしょうか。当時は装備も重く25kgぐらいは担いでの山行でした。今回はマックスで16.5kgでしたがこんなにアップダウンがあったにかと感じました。年々体力は低下しているんですね。それを素直に受け止めて年齢にあった登山を楽しんでいかなければなりません。

自信過剰は命取りになりかねません。昨年のトムラウシ事故を教訓にして、緊急時にどうすれば自分だけでも助かることができるか、日々シュミレーションをしておくことも大切です。必要な緊急用装備は携行するようにしていますがそれも二人の傷病者に対応できるくらいのものです。各自が防寒着なりツエルトやアルミシートを携行しそれらを確実に使いこなせるだけの知識と技術を再確認しておいてください。また非常食や行動食のありかたも再確認しておいてください。

ゆっくり歩いて、あるだけの時間を使って小屋からj小屋へ移動していきますが、ゆっくり歩くと言うのは時間をかけてダラダラ歩くと言うのではありません。一歩一歩確実に歩を進めていきます。足の置き方、体の移動の仕方、呼吸の方法など確認しなければならないことは山ほどあります。以前はできていたのに忘れている方もいらっしゃいます。忘れてはいないでしょうが体力の衰えで正しい歩行ができなくなっている方もいらっしゃいます。歩行姿勢が悪いと疲れます。
ストックを上手に使える人と使えない人の差も出てきます。日ごろの山行で練習しておいてください。
体力の低下を少しでも防ぐのには良い歩き方をすることが大切です。来年も再来年もアルプスに登るために少しづつ努力しておきましょう。

今回すなおちゃんが良い歩きをしておられたように感じました。日ごろのトレーニングのたまものなのでしょう。もうすぐ75歳と言う年齢で常念山脈を歩ききったことには敬意を表します。途中全員の足運びを確認しながらの歩行でしたが、すなおちゃんは対象外でした。一の沢の登りで
「すなおちゃんにも『大丈夫』って聞かなあかんのかなあ」
「聞いてや、わしもヘバッテルで」
そんな冗談が出るほど楽しんで歩いておられました。ジョンより10歳年上、10年先にアルプスを歩くジョンの姿はたぶんないでしょう。
すなおちゃんの米寿とジョンの古希に、ともにアルプスを歩ければいいかな。

皆さんも日々少しづつトレーニングをしておいてください。
4〜5階くらいのマンションやスーパーの階段を一日に2〜3往復することを心がけてみてください。
文:美智子姫00000 写真・GPSデータ提供:鹿島秀元