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徳沢に出て休憩の後、奥上高地自然探勝路を明神館を合流地点と決め、自由歩行することにしました。この道は観光客が、ひっきりなしに我が物顔で道いっぱいになって歩き、右や左に交わしながら梓川沿いに明神館名物の水中リンゴを楽しみに歩き続けました。1個200円(あれ〜っ以前は100円じゃなかったっけ?)合羽橋あたりは混雑していて、買い物や記念写真撮影などはできそうもありません。松本発のバスの時間が迫っているので河童橋からバスターミナルまでバス発車時刻を調べるために小走りをするため、背中のリュックが踊ります。バスターミナル着11時45分。上高地発新島々行き12時00分、土産を買う間も、トイレに行く間もありませんが、15分待てば接続バスが発車します。他のメンバーも全員揃い、無事バスに乗ることができました。 |
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新島々バスターミナルに到着すると松本行きの電車が待ち受けていました。電車の中は貸し切り状態で、着替えをしたり、行動食を食べたり、やっと一息つくことができました。 |
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松本駅には14時到着、とりあえず大阪行きのバスターミナルに移動をし、リュックをデポし、食事に行く者、土産物を探しに行く者、バスの中での酒の肴を買い込む者と1時間の時間待ちを有効に使いました。 |
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15時発の大阪行きのバスに乗り込むと全ての旅程が終了した気分になります。往路と同じ停留所に泊まり、途中、登山客も多く乗り込んできます。私達の座席の後ろには、壊れたスピーカーおばさんが座っており、松本から多賀の間、スピーカーのボリュームは大きく全開したままで、とうとうドライバーを通じて注意を促してもらうこととなりました。「明日は我が身」でみんな旅の常識は常に心がけておきたいものです。
名神深草バス停で靖ちゃんが下車し、終点大阪駅には定刻の20時30分に無事到着致しました。トランクに入れたリュックは、途中下車の人達から優先に取り出すこととなり、私達のリュックが一番最後となりました。4日間の登山で身体は重く、リュックは更に重く身体に食い込みますが「無事カエル」のみやげを心に、家路につくことができました。
さあ!これで次は屋久島に向けてパワフルに動けそうです。一歩足を前に出せば、必ず目的地に近づくことができます。「あきらめないこと」が夢と希望の実現です。 |