KAZUくんのクライミング終了山行 「山は混雑を避けて平日登山に限る!」 |
●9月25日(水曜日) 本峰登頂日…天候はすこぶる晴れ |
|
||||||||||||||||||
←鹿島槍の肩から揚がる朝陽 |
朝5:30から始まる朝食を済ませて出発準備です。 |
やっちゃん | ひ め | JON | オリオンさん | KAZUくん |
此処の朝食は午前5時30分の1回のみです。定刻通り朝食を済ませ、剣山荘を午前6時20分に出発です。 お空は良い天気、絶好の剱岳制覇日和です。 小屋を出るとすぐに傾斜が始まります。寝起きの体を慣らすようにゆっくりとリズムを刻んでいきます。 出発から25分で最初の鎖場がやってきます。岩壁に打たれたプレートには「1」と記されています。 六甲山の沢筋や岩場でトレーニングを積んできているので別に怯むことはありませんが、注意は不可欠です。 鎖は人工物、どのような施工がされているか解りませんので、全体重を預けることは危険です。ホールドの一つに使うようにします。 |
|
剱岳別山尾根ルート 「1」の鎖場の通過 |
一服剱への途中から振り返ると剣御前の山容が伺える |
一服剱まで後ろを振り返りながら景色を楽しみ前剱でしばし休憩を取りました。本格登山に昼食時間はなく、すべて山行中に自分で考えながら口にするのですが私達はドカッと座り、よっこらしょっとリュックの中からレーションを出すクセがどうも抜けきれません。天候の悪いときは素早く食べる習慣も身に付けたいものです。(レーションは雨蓋がgood!) |
岩尾根の向こうに新月が浮かんでいます | ||
前剱あたりからは、頻繁に鎖場登場で安全確保のためにラビットノットは必ず掛けて移動するように徹底しました。後ろから4〜5人連れのパーティが来ている様子ですが先を譲るには、まだ時間がありそうなので私達が先に行くことにしました。岩場での待機、すれ違い、混雑など、幸いなことにいずれもありません。しっかりと目を凝らせばホールドはしっかりと見えてきます。 核心部は一方通行になっていますので往路はカニノタテバイを通ります。「これがカニノタテバイですか?」ビデオやユーチューブで予備知識を入れてきたkazu君が感嘆の声を発狂しています。視界もすこぶるよくて、人出も少なく最高の剱岳登攀日となりました。ところどころに雪田が残っていますがやがて新雪に覆われて万年雪となるのでしょうか。 |
一服剱の上で | 一服剱から下って前剱を目指します。 | ||
本峰はまだまだ遠いようです | 前剱の山頂で |
カニのタテバイへと入っていきます |
山頂近くにある最後の難関、カニノタテバイは垂直の岩壁がそそり立つ衝立岩で、夏の最盛期には1時間から1時間半も待つという程の難所の一つです。しかし今日は前にも後にも人影は無し。ゆっくりと安全策を講じながら登ります。 |
もうすぐ頂上と言うところで濃霧が山塊を覆って来ました …霧もまた神秘的なものです。 | ||
山頂に到着でーす |
到着記念にデンの記です | 源次郎尾根 |