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「順礼歌の段」は、長年離れて暮らした母子が再会する場面、おつるから「自分を祖母に預けてどこにいるか分からない両親を探して西国巡礼している」と聞いたお弓は、両親の名を尋ねます。「ととさんの…」という有名なせりふに繋がるというわけです。おつるの両親を恋う気持ち、お弓の我が子を思う愛情と葛藤が、臨場感たっぷりの語りと三味線で表現され、思わず涙が出てきて胸を打ちました。良い場所を選んだと満足です。 |
浄瑠璃鑑賞後は一時間に一本の路線バスに揺られて徳島駅に戻ります。次は世界に誇る徳島の阿波おどりが年間を通して楽しめる阿波踊り会館へみんなを案内しました。お盆とあって13時開宴のチケツトは既に完売されており15時開宴のチケツト販売の列に並び最前列席をゲットしました。目の前で見る阿波踊りは夜の本番前にぜひ見せてあげたかったのです。普段は座席に座っている人全員で阿波踊りを練習するのですが(ナンバ歩きが基本)この日は満席のため舞台の上に客を誘い楽し気に踊っていました。 |
眉山は極暑で熱中症を恐れ省略しましたが「眉の如雲居に見ゆる阿波の山かけてこぐ舟泊知らずも」万葉の歌人「船王」によって万葉集にも詠まれた眉山は、どの方向から見ても「眉」の形をしていることから、眉の山「眉山」(びざん)と呼ばれ、古く万葉の昔から今に至るまで、徳島市のシンボルとして親しまれ続けています。 |