7th お墓参りと親戚へあいさつ回り& 四万十川 2018.11.06

 
第3日目
●11月6日(火) お墓参りと親戚へあいさつ回り & 四万十川
同窓会・アゲも無事終わり、朝食を終えて幼き日に駆け回った地域や、お世話になった親戚にあいさつ回りをし、また両親の墓所にお参りに行きます。交通の便が良くないため、中村の駅近くにあるバイクショップでレンタルバイクを借りて、フツトワークも軽く、秋風をついて走ります。借りたバイクは安並の水車群のところで右側に小さく映っています。レンタル料はガソリン満タン返しで2000円です。安いっ!(笑)
中村名物「モーニング」
蕨岡小学校 蕨岡中学校
安並の水車群…今はほとんど回っていませんでした
幼き日、夏休みになると勝間沈下橋のたもとにある叔母(父の妹)の家に1ケ月滞在しました。
母は出掛ける時、新聞紙に包んだ砂糖を持たせてくれました。キャラメルや飴が簡単に入手出来ない時代の話です。叔母は必ず「川回りのバスに乗るんじゃないぞ、山回りのバスに乗れ」と言いました。川回りのバスが度々転落して四万十川に落ちる事故があり心配したようです。
叔母の家には大人の優しい従姉妹がいて、妹のように可愛がって貰いました。従姉妹は自宅で和裁の仕事をしており、いつも傍らで見守ってくれました。
ある時、叔母が「畑に行って味噌汁に入れるネギを取って来てくれ」「はーい」と畑に行き、ネギを引き抜いて帰りました。叔母は「この子はバカじゃなかろうか!」と怒り狂いました。それもそのはず畑のネギを全部抜いてしまったんです。いま思うと笑い話ですが「何本抜いて来いとは言うてないもんね」と従姉妹が間に入って叔母の怒りを沈めてくれたこともありました。
その従姉妹は私がヒマラヤ遠征の最中に息を引き取りました。7回忌を迎えたことし、従姉妹が呼び寄せた様に墓参りに行きたくなったのです。従姉妹の息子が待つ懐かしい家に一泊し思い出を語り合いました。
勝間沈下橋の上流
四万十川 勝間沈下橋から口屋内間の水域で撮影
従姉妹の長男の川船に乗せてもらい川面の冷たい風を浴びながら往復10 kmほどのクルージング(?) を楽しませてくれました。 
欄干の無い沈下橋…こんなところに橋の名前が 沈下橋
勝間の沈下橋
 
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 文:美智子00