1日目・7月18日 2日目・7月19日 3日目・7月20日
「チームワークの醸成・ナビに頼ってはいけませんの旅」 
●第3日目 7月20日(金曜日) 曇りのち大雨
今朝はくもってはいますが、外気温14度とさわやかな朝を迎えました。小鳥のさえずりも聞こえます。水温10度の冷たい湧水で顔を洗い、シャキッとしたところで、小屋で用意して頂いた朝食を頂きます。パンと管理人のマダムの手作りジャムときのこオムレツ、小屋自慢のマリーコーヒーです。午前7時00分、瑞牆山へ向けて出発です。ちょっと怪しい雲行きですが昼までは大丈夫だという事で小屋を出てすぐは、なだらかな坂道を少し

登りゴロゴロ岩の急な下り坂を天鳥川まで一気に降りて行きました。天鳥川の渡渉は大雨が降れば渡れなくなるおそれがあります。小屋を出て30分ほどで天鳥川に到着です。衣類調整をし進むとすぐ「桃太郎岩」が目の前に現れてきました。大きな岩が桃の様に割れていることからこの名前が付いたと思います。
 
 小屋を出発時は雨  しばらくは平らな道 小川山の分岐で脱ぎました。 
タイムスケジュール
07:00 富士見平小屋  出発
07:30 天鳥川 (衣類調整)
07:37
08:40 大ヤスリ岩
08:45
09:21 瑞牆山山頂
 09:45
10:10 大ヤスリ岩
11:05 桃太郎岩
11:30
12:00 富士見平小屋到着
小川山分岐で合羽を脱ぎました。 
 天鳥川渡渉点を渡る
桃太郎岩のキザハシを登る
登っても登っても登りばかり
梯子を登り岩場ばかりの長い道を登り右や左に曲がりながら、なかなか歩きごたえのある岩歩きです。フィックスロープが垂れさがっているところもありますがロープを頼ることなく方向を示すテープを見逃さないように進んで行きました。瑞牆山は2時間30分ほどで登れる手軽な山のために限りなく楽しんむことかできました。
天鳥川から1時間ほど登ると木陰の間から「大ヤスリ岩」が見えました。巨岩の塊が凄い迫力で迫ってきます。大ヤスリ岩で水分補給をし一気に頂上を目指します。
最後の登りは鎖を掴んで上部の岩棚に出ました。出発から2時間少しで頂上の岩場に到着しました。2230.2m!やりました。ウッドペッカー会長は百名山踏破がひとつ増えたことになります。おめでとうございます。霧が登ってきたため360度の大パノラマショーを楽しむことはできませんでしたが全員満足顔をしています。
はるか下の方に大ヤスリ岩がそびえ立ち何度覗いても大峯の西ノ覗岩より怖い気がします(女は体験できんやろ?)高度感があってゾクッとします。天気ならば頂上からは富士山、茅ケ岳、薬師岳、観音岳、地蔵岳、北岳、甲斐駒、編笠、権現、赤岳、小川山、金峰山がぐるりと見渡すことができるのですが残念ながら今日は見ることが出来ません。
頂上で記念撮影です。
彼女にメール 家内にメール あんた誰?
20分ほど頂上に滞在し「さぁ降りるとしようか!」という事になり大ヤスリ岩、天鳥川まで戻り、早めの昼食を取ることにしました。雷がゴロッとしてきました。「小屋に着くまで持たないなぁ」そういいながら小川山分岐まで戻ったところで大粒の雨の洗礼を受けてしまいました。雨の中、素早く合羽を着用し誰もが速足で雨の中を歩き続けました。
頂上は白いシャクナゲが咲き誇っていました。つぼみも多く残っていましたのでしばらくは楽しめそうです。」
天鳥川渡渉点で昼食でーす。
往路で合羽を脱いだ小川山分岐、帰路はここで合羽を着るはめになりました。
道が穏やかになったころ、富士見平小屋の青い屋根が見えてきました。「小屋が見えました!」トップの情報を後ろに伝え、管理人さんに下山報告をし、小屋の前で記念撮影をして小屋に入ると富士見平小屋ファンの「KOIZUMI」さんが見えていて美味しいワインを飲み、酒を飲み、さながら「居酒屋・富士見平小屋」状態でした。小屋に置いていた寝袋などの荷物整理をしていると雷雨が激しくなりとても出発できそうもありません。

管理人さんが「30分もすれば小降りになります。コーヒーでも飲んで待っててください」と温かいコーヒーを頂き待つこと30分、本当に小降りになりました。名残惜しいですが小屋に別れを告げ「KOIZUMI」さんにも手を振っていただき下山いたしました。駐車場からわずんな距離にある増富温泉で2日間の汗を流し蕎麦を食べ一路大阪・神戸へ向けて安全運転で戻ってきました。

今回の目的である「チームワークの醸成」は充分に果たせたと思っています。山はチームワークが大切であることをお互いが再認識をし良い山旅を終えることができました。
みんなの感想
●ジャムジャムくん
今回の山行は関東圏への山と言うことで期待してきました。期待通り石楠花も多くあり、関東人も多く、関東に殴り込みを入れた気分です。
●ウッドペッカー会長
今回の山行は、ちょっとしんどかったかな。反省としては本番の10月までに心肺機能の強化が必要だと思っています。全般には非常に天候不順と考えられる中、きちっと登れ、若干の雨に遭いましたが非常によい山行だったと思っています
●ジョンさん
金峰山、瑞牆山。この1年の間に3回のぼりましたがそれぞれに良い山行ができたと思っております。富士見小屋のあるじに聞いた瑞牆山のバリエーションルート、登ってみたいものです。
●ひめ
今回で3度目の金峰山と瑞牆山です。何度訪れても期待外れはなく季節毎に違った顔を見せてくれる素敵な山でした。管理人さんの対応も最高でした。大阪から478.2q、5時間ちょっとと言う距離も魅力です。先輩登山家のみなさんに同行すると沢山の山の知識が学べてうれしいです。本番で足を引っ張らぬように頑張りたいと思っています。よろしく!
    美智子姫:記0000
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