2024  
やまたび倶楽部 2024 9月例会
コース予定 近鉄御所駅~コミュニティバス「森脇」下車~一言主神社界隈散策~豊田バス停~御所駅ゴール
秋の気配がなかなか来ないので私達が秋を迎えに行くことにしました。秋と言えば曼珠沙華です。2022年は見事に咲いていた九品寺の曼珠沙華は2023年には見物人達のマナーの悪さから満開を待たず切り倒されると言う悲しい出来事がありました。葛城古道を歩いて行くと一言主神社がありそこは沢山咲いていたので今年は九品寺には立ち寄らず一言主神社の曼珠沙華ウオークを企画しました。予定していた日がどうも雨模様だとの事で変更した結果、靖ちゃんが都合が付かなくなってしまいました。まことに申し訳ありません。

集合は近鉄・御所駅10時30分でコミュニティバス10:49分に乗りたいと思っていました。去年はバスも運休していましたが今年は観光協会に確認を済ませています。10時30分集合なのにどうしたことか、充分間に合うつもりでしたのに・・・遅刻してしまいそうなんです。このままだとバスにも乗り遅れてしまいます。苦渋の決断で特急券を買い大和高田駅まで特急に乗ることにしました。こんな思いをして行くのだから咲いてなかったら怒るぜっ!泣くぜっ! 
待ち合わせ時間にセーフ。駅前でコンピニを探しますが遥か向こうにしかないとガソリンスタンドの兄ちゃんが教えてくれました。バス待ち時間をタクシーに切り替え途中のコンビニに立ち寄ってもらいおにぎりを買いました(今後はコンビニのある自宅近くで買う事!)私が提案した路線経路は近鉄とJRを利用したもので去年は近鉄オンリーだった事が寸前でわかりました。今更変更する気もなく結局アクセスの悪い方を選択した次第です(今後は「私はこの電車に乗る予定です」の路線経路はメンバー通知しないことにします)それぞれが考えて集合地点に来て貰えればいいものを私がお節介をしたばかりにこの様にロスタイムを作ってしまいました。
去年の二の舞はするまいと九品寺はスルーしました。観光協会の人によると九品寺の曼珠沙華広場にはソーラーパネルが設置されたとか。もう九品寺の曼珠沙華は過去の思い出話となってしまいました。  特急乗車も無駄といえば無駄ですけど まあ良い思い出です。⇒
▲おーい。参拝も終わらないのに お土産を買わないでね ..........買っておかないとすぐに売り切れるからね
タクシーの車窓から田圃の稲穂を眺めて走っていると、あっという間に一言主神社に到着しました。無人販売所で地元の野菜が売っていました。「旅先では地元の人に感謝する意味で、新鮮な野菜を買って協力しよう」が私のルールなので子芋とナスビを購入しました。新鮮で安いです。
長い階段を登り一言主神社にお参りしました。
和歌山で難病と闘う知人のために一言だけお願い事を聞き入れて下さるとのことなので「病気回復」を祈願しお守りを購入しました。お見舞いのお手紙を添えて送りたいと思っています。 
▲ 無患子 ▲ 榧木 ▲ 無患子
肝心の曼珠沙華ですが今年の異常気象でお彼岸だと言うのにまだ咲いておらず硬い蕾状態でした。三脚を立てたカメラマンも駐車場からはみ出した車もありません。黄金色に頭を垂らした稲穂を見ながら「世間は米不足だと言うのにお前は優雅じゃのぉ」と思わず話しかけてしまいました。田圃の向こうに曼珠沙華が咲いています。去年のように驚くほどの満開ではありませんが見ごたえあります。ここでやっと「来て良かったね!」そう話すことができました。みんな思い思いにカメラを向けて曼珠沙華撮影会です。
 
▲ 虎杖 (イタドリ) の花 ▲百日紅 (サルスベリ) の花
▲葛城古道は六地蔵から風の森峠まで、こんな旧家も楽しめます 
一言主神社を出て水の流れに誘われて小さな川の傍に日陰を見つけて長いランチタイムです。帰りのバスは13時19分でそれに乗り遅れたら16時41分までありません。スマホにアラームをセットして乗り遅れの無いようにしました。ここでジョン企画の北海道ツアーの説明やjunkoちゃん企画の摩耶山アサギマダラ乱舞ウオークの打ち合わせをしました。

そろそろ移動しないと13時19分のバスに乗り遅れます。曇り空のため日差しは気になりませんが湿度が高いのか汗が衣服にまとわりついています。小さくてかわいい巡回バスがやってきました。乗客は私達4人と老人ひとりだけです。みんな車利用なんだね。だから3時間に1便でも成り立つのかと納得しました。 
▲ 今日は風の森峠まで行かず、近くの豊田バス停でゴールです
帰りは近鉄オンリーで尺度で乗り換えて天王寺迄冷房の効いた車内でうつらうつらと、い~い気持ちです。「反省会しようか」と言う事になり、天王寺МIОビルの4階を一周しジョンがイカの姿焼きに吸い込まれるように北海道のお店を見つけて乾杯をしました。次回は10月3日の摩耶山に飛来してくると言うアサギマダラを見に行く予定を決めて解散しました。
 みんなの感想文
 ●ジョン
曼珠沙華は我が母親の唄だと今でも思い続けています。我が母の名前は「春子」と言い、長崎物語の一節 「濡れて泣いてるじゃがたらお春♬」 の歌詞が耳に残っているのです。
昭和50年ごろカラオケが町に出回りだしたころ、当時防音設備の悪いスナックから漏れ出した演歌のメロディーは、何故か口ずさむことができるものばかりでした。その頃はなんでこんな昭和初期の歌が歌えるのか不思議に思い、母に尋ねましたが確実な返事は帰ってきませんでした。自分なりに出した答えは、多分母の背中で鼻歌交じりに口ずさむ母の声を聞き覚えたのだろうと思った次第です。
長崎物語と曼珠沙華は、80年ほど昔を思い出す良い歌であり良い花です。
 ●junkoちゃん
 昨日はありがとうございました。一年に一回の彼岸花花見堪能いたしました。 風呂に入り帰宅後、あと少し残っている体力を振り絞り小芋も茄子もとくいとするとのろの「チン」で処理し冷蔵庫保存、食べきれるかな。
 ●正ちゃん
 きのうは彼岸花鑑賞歩きに参加させて貰い、ありがとうございました。 時期が今年は少し早いと聞いていましたが、それでも鑑賞できて良かった。 この花は何も無い時から1週間余りで突然に咲いてしまうので、ヘタすると完全空振りになるかも ・・・MIO での一杯吞みも最高に旨かった~。来月の 「アサギマダラに会いに行こう」 も楽しみにしています。
 ●ひ め
 子供の時は通学途中の畦道に咲いていて珍しくも何とも無い花でしたがこの年になって、こんなにも愛おしいとは思いませんでした。花が咲き終わると葉を出すなんとも不思議な曼珠沙華。この花を見ると幼き頃の通学路が思い出されて懐かしい。
「毎年同じ場所ではなくて違うところはないか?」そんな意見もありました。調べてみました。資料によると2023年8月31日時点でのランキング
1位.桂浜園地【滋賀県高島市】
2位.葛城古道・九品寺(かつらぎこどう・くほんじ)【奈良県】
3位.佛隆寺(ぶつりゅうじ)【奈良県】
4位.富田川(とんだがわ)【和歌山県】
5位.葛城一言主神社(かつらぎひとことぬしじんじゃ)【奈良県】
となっていますが2位の九品寺は訂正する必要があると思います。資料は参考用として自分で色々調べてみないと去年の私達の様に悲しい思いをすることになります。私の中では2位と5位は入れ替えが必要だと思っています。

2022.0929九品寺:葛城古道と曼珠沙華 (hime8kin.net)
2023.09.23 一言主神社と葛城古道の曼珠沙華 (hime8kin.net)
 
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