この日は三隣亡だったのかな。
その壱 ジョンは朝自宅からJR環状線の西九条駅に向かう途中フラフラしながら歩いていたら自転車のおッちゃんに「オイ!」と一喝入れられたらしい。
その弐 西九条駅の改札を入って内回りの階段を上がりかけた時に後ろからかなりの衝撃を受けるほど女性にぶつかられ、ジョンは「オイ!」と声を出すのがやっと、後ろから姫が「なんやの!」と声をあげたが、振り向くこともなく階段を駆け抜けて行きました。
その参 天王寺駅を降り近鉄・阿倍野駅に向かう下りエスカレーターでコロ付スーツケースが物凄いスピードで滑り落ちてきました。あれに当たっていたら救急車で運ばれていたと思います。怪我だけでは済まなかったかもしれません。心臓が止まるかと思うほどの恐怖でした。「危ないやないのっ!」と思わず大声を出してエスカレーターではなくエレベーターを利用するように喝をいれときました。(こわっ!)
ただこれだけでは終わらずさらに難儀は続きます。しかし帰って調べましたがこの日は三隣亡では無かったです。 |
近鉄電車・尺土駅で乗り換え後の御所駅行きの車内で全員合流、阿波踊りの旅以来の再会となりました。御所駅に降りて去年シャトルバスに乗った場所へ行くと・・・バスが廃止となっていました。今が彼岸花の見頃なのに何故?と思いながらもバス会社の係員も何やらハッキリせず言葉を濁すような説明でした。仕方がないので4人乗ればタクシー利用も便利とタクシーにて九品寺に向かいました。去年は、あたり一面を真っ赤に染めていた広場に一目散に行って見ると・・・真っ赤どころか黄金色をした稲穂ばかりです。どうしたことなのか?丁度大きなカメラを首に架け三脚を抱きかかえた男性に事情を聞きました。すると「訪れる人のマナーが悪くて開花前に地元の人達で刈り取ったらしい」とのこと。腰が抜けそうでした。私は嘘をついて皆をここに案内したことになりはしないか?しかしそこは長年苦楽を共にした山の仲間達、騒ぐことなく静かに葛城古道歩きへとスタートしてくれました(ホッ) |
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『九品寺を開いたのは奈良時代の僧、行基です。行基は聖武天皇のとき奈良東大寺の大仏造営にかかわった僧で、その生涯は民衆救済のため布教活動を続けています。布教とともに灌漑や港湾施設建設や僧尼院建設に心血を注ぎ、大仏建立の功績によって、日本で最初に大僧正となっています。九品寺はサンスクリット語で、その意味は布教でいう上品・中品・下品で、人間の品格をあらわしています。上品の中にも上中下があって中品や下品にもそれぞれ上中下があります。全部で九つの品があるので九品と名づけられています。その九品寺のご本尊は木造阿弥陀如来像で、国の重要文化財に指定されています』 |
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葛城古道は六地蔵から始まりますが、私たちはタクシーで九品寺まで来ましたので、此処から葛城古道が始まります |