横須賀のお祭り野郎1號2號…yhoちゃん&ウッチーは行けなかったけど…癒しの森で森呼吸
JR石和温泉駅~JR山梨市駅~西沢渓谷口~西沢渓谷~旧森林軌道~西沢渓谷口~山梨市駅~JR甲府駅~梅田・バス停留所  
朝7時から朝食バイキングです
石和温泉駅までのホテルの送迎バスは午前9時まで無いと言います。タクシーの手配を頼みましたが空車が無くて予約が取れません。そこでウッチードライバーが駅まで2往復してくれることになりました。駅から10分って書いていましたが、とても10分で歩ける距離ではありませんでした。助かりました。ありがとう!
石和温泉駅を8時40分発山梨市駅8時46分の列車に乗ります
横須賀のお祭り野郎1號2號…yhoちゃん&ウッチーと別れて私達はJR石和温泉駅から電車で山梨市駅に向かいました。 山梨市駅に着替え等の不要の荷物をロッカーに預けリュックを軽くして山梨市営バスで西沢渓谷口まで行きました。渓谷を走るバスは曲がりくねった道をスピードを落とすこと無く普通に走行しベテランドライバーに安心して身を預けることができました。バスには私達6人とひとりの男性の7人だけしか乗っていません。終点西沢渓谷入口で「美味しいよもぎ餅」との看板にジョンが吸い込まれて行きました(美味しいって・・店の人が言うのではなくて食べた人がいうのでは?)
西沢渓谷へのアクセス道
今は廃屋となっている西沢山荘 
 西沢山荘跡、三重の滝、人面洞、竜神の滝、ほそくて切れそうなほどの恋糸の滝、貞泉の滝等々進むにつれて厳しい崖っ渕歩きとなりました。東北の奥入瀬渓谷にも似たと申しましたが西沢渓谷は断崖絶壁が続きます。美しい物を求めるには多少の危険がついてくるみたいです。濡れた岩に足を取られぬ様に鎖を掴み慎重に進みます。しかしメンバーは恐がる気配もなく安全に気を配りながら母胎淵を過ぎたあたりで空腹を訴えました。
途中で甲武信岳登山口があり懐かしく思い出していました。あの頃はポッチーも一緒に甲武信岳に登っています。今では信じられません。西沢渓谷入口からゲートをくぐり笛吹川にそって歩くとネトリ大橋が架かっていました。ポッチーはここをゴールとして引き返えし道の駅で待機することにしました。
『西沢渓谷
秩父多摩甲斐国立公園内に位置し国内屈指の渓谷美を誇る景勝地です。
巨大な花崗岩(かこうがん)を清流が浸食してできた渓谷は、天然の芸術のごとく、原生林を流れる渓流がいくつもの滝を作り、神秘的な魅力に満ちあふれています。
「日本の滝百選」にも選ばれた名瀑・七ツ釜五段の滝を筆頭に、三重の滝、竜神の滝、恋糸の滝、貞泉の滝などさまざまな滝が織りなす渓谷美は、まさに圧巻です。
渓谷内は遊歩道が設けられ、渓谷ならではの四季の変化が楽しめます。特に5月のシャクナゲや秋の紅葉の時期には、多くの観光客が訪れます。
また、西沢渓谷は森林浴のリラックス効果が実証され、森林セラピー基地に認定されているほか、「平成の名水百選」「森林浴の森100選」「水源の森百選」などにも選定されています』
いよいよ渓谷が始まります
 
 
そう言えば正午はとっくに過ぎていました。  誰も他の登山者がいないことから安定した橋の上で食べることにしました。朝食はホテルで貰った(?・・笑)パンとジャムと少しばかりのレーションです。
旧森林軌道から見た七ツ釜五段ノ滝
昼食後は本日の主役と言える西沢渓谷最大で日本の滝百選に選ばれた落差30mの「七ツ釜五段の滝」に行くのですが展望台は崩落のため迂回せねばなりません。この迂回道と言うのが大変な急登で細いロープが申し訳程度に掛けられておるだけで自分の技術だけを信じて登らねばなりません。足を滑らせると怪我では済まないほどの危険な迂回路でした。終了点近くには階段が架けられており、それをよじ登ると七ツ釜五段の滝が見られると書いてありました。しかし木が生い茂り、葉が邪魔をして全景をみることが出来ませんでした。
反対側から来た登山者3人とすれ違いましたが「春だと葉が無くて見れるでしょうね」と言って去って行きました。
少し休憩を取り、あとは旧森林軌道の道を西沢渓谷入口に向けて歩くのみです。昔はトロッコ列車が走っていたのか名残りの線路がまだ敷いてあり昔を想像することができました。快適に速度を上げて森林浴を楽しみながらゴールの登山口へと向かいました。
西沢渓谷周回のゴールです
道の駅で待機中のポッチーからラインが入り交信しました。通話は圏外らしく思うように意思疎通が図れません。ラインで道の駅から登山口まで歩いて来るように伝え午後2時30分ゴールしました。時間に余裕があるため靖ちゃんは買い物券の消化のため道の駅まで行きそこから乗ることにしました。西沢渓谷口を15時10分のバスに乗り道の駅でシャインマスカットを両手に抱える靖ちゃんを乗せ山梨駅に到着です。
コインロッカーから荷物を出して、まずは高速バス乗り場を確認。荷物はバス待合所にデポし銭湯に行くことにしました。事前調査していますのでちょっと迷いましたが親切な老人に案内されて喜久乃湯と言う銭湯に到着です。昔ながらの番台風で値段は430円。少しぬるめの湯が疲れた身体にとても心地良かったです。何はともあれ汗を流して駅前に戻りそれから夕食場所を探しました。駅ビルの中に「サイデリア」を見つけ、ここならバス出発前の2時間余りを粘れるのでは無いかと計算し注文も各自の伝票と言う店側にとっては面倒くさい客ではありましたが・・・まあこの年寄り軍団は時間をむだにしないでよく遊べますこと!
甲府駅22時10分発、大阪着翌朝の午前7時10分着で無事帰阪いたしました。疲れは残るものの、この年でこんなにも盛りだくさんのスケジュールをこなし喜びを共有できる仲間がいるということに感謝をして解散となりました。今回の旅程で横須賀・横浜チームに世話になった事を忘れないでね。
 ■教 訓   
宿泊付きの山行はどうしても着替えなど荷物が多くなります。そこで効率よく動くために駅のロッカーを利用しました。合羽・飲み物・レーションをサブリュックに入れて歩くのですがこれが失敗であることに気が付きました。サブリュックは所詮サブリュックで長く歩くのには適していません。ロッカーに預ける時は不要な荷物をサブリュック(あるいは手提げ袋)に入れ、中身が少なくなった正規の登山リュックを背負う方が肩への負担がなくて良いと思います。サブリュックは肩ヒモが細いので山歩きには適しないと思います
(個人の感想ですが体験者は語るです)   
■終わりに
日本百名山を目指していた2013年7月にテント泊で訪れていた大菩薩岳。9年も前ですので体力もありルンルンで行けた記憶があります。9年と言う月日は大菩薩を目指すとき「こんなにしんどかったか?」「まだ到着しないのか?」など弱気な言葉が度々出てきました。しかし、ほんまもんの山はやっぱり素敵です。加齢になっても行ける山を探して1年に一座は訪れてみたいと眠っていたはずの心が騒ぎはじめています。
●junkoちゃん
いつもお世話なりお礼申しあげます。横須賀の若いお二人の心強い手助けお礼申し上げ
す。夜の宴会楽しかったです。大菩薩嶺2056.9m、富士がチョコットでも見えた楽しさ、久しぶりの高度のある山に来た広々とした稜線歩き楽しみました。西沢渓谷周遊は森林セラピー基地という言葉に騙されたような渓谷道、旧森林軌道はまさにそのもの秋の深まる路を楽しみました。いつもノロマな亀にお付き合い頂き皆様に心からお礼申し上げます。
●ポッチーさん
楽しい旅を有難うございました。大菩薩岳も西沢渓谷も途中までしか行けなかったけれどとても楽しめました。これに懲りずにまた仲間に入れて下さい。
写真楽しみにしてます。お疲れ様でした。
●正ちゃん
山たびの皆さん、
今回は(も)天気にも恵まれ、とても楽しい山歩きでした。皆さんには大変お世話になり、ありがとうございました。特に面倒な交渉ごとを纏めて下さった姫には深くお礼申し上げます。 
●靖ちゃん
待機中のポチさんに送るために色々写真を撮りましたが電波不良で送信できず・・ 大阪に戻ったらやつと届けられました。 ゆっくりしてから 又写真を送信します。皆さんお疲れ様でした。→ ※のちに32枚もの写真を送信していただきました。感謝です。
●横須賀のお祭り野郎1號2號…yhoちゃん
お仲間に入れて頂き、ありがとうございます。楽しかったですね、又是非やりましょう。
動画の編集は、いつになるか分かりませんが、出来たらアップします。もしかしたら、未編集のSDカードを送りつけるかもしれません(笑)
●横須賀のお祭り野郎1號2號…ウッチー
いやーホント楽しかった! また皆さんに会えてよかった! しかしあれですね、相当久しぶりに再会したのに数分後には何故だがしょっちゅう会ってるみたいな雰囲気になっちまうってのは、おもろいですね。ここんとこ仕事で嫌んなる事ばっかで、なーんかずっと夢でうなされる程にモヤモしてましたが、だいぶスッキリしました。
皆さんに感謝してます、ありがとう!皆さんに是非とも宜しくお伝えして頂けましたら幸いです
●ひ め
1泊2日の久々に重いリュックとなりました。帰りは思い出も詰め込みましたので更に重いリュックでした。8名が大菩薩岳のてっぺんを目指し、温泉で親睦を深め、翌日には西沢渓谷の過酷な道を怪我もなく通過出来たことに驚きさえ感じています。加齢に伴い行ける山も少なくなりましたが温泉付きのゆるゆる登山ならまだまだ楽しめます。また機会を作って登りたいと思っています。
●JON
今回の山行きは横須賀のお祭り野郎1號2號…yhoちゃん&ウッチーに助けられた山行でした。7年ぶりに出会った若者たちは、頼もしい登山ガイドと化していました。大菩薩への唐松尾根上部の急峻な枯れ場の通過時には前と後ろでサポートして頂けたのは大変ありがたかったです。
また雪の降ったころどっかの山で楽しみたいですね。