日本百名山探訪 水晶岳・笠ヶ岳・焼岳 |
|
●第1日目(8月3日・月曜日・晴れ) 移動日 新穂高駐車場からわさび平小屋(テント泊) |
7月25日に戸隠連峰から戻ったばかりだと言うのに、またまた次の山行を実行することにしました。幸いにも天候も安定しており、お盆休みの混雑期を避けてスケジュールの空いているこの時期に出かけることにしました。今回は同じ百名山を目指すウッチー会長も同行して頂けることになりました。心強い山の大先輩です。過去に北鎌尾根から穂高を縦走したとき笠ヶ岳がず~っと見えていました。美しい山容に魅かれてリズミカルに歩けたことを思い出しています。三俣蓮華から弓折乗越の分岐で何故新穂高方面に下ったのだろうか、あの時笠ヶ岳を目指していたら、わずか5時間で頂上に到着していたはずなんですが・・・・北鎌尾根登攀で相当疲労困憊していたのだろうと思います。また別の山行時、水晶岳を目前にしておきながら悪天候で鷲羽岳から引き返したことがあります。今回はそんな「残念バージョン」の、過去を背負いながら水晶岳、笠ヶ岳、今回おまけとなる焼岳の三座を目指してまいりました。 |
|
|
|
|
|
明郷のそば |
新穂高登山者用駐車場 150台 いっぱいです |
午前7時10分、大阪駅ヨドバシ側で三ノ宮から来るウッチー会長と待ち合わせしました。ウッチー会長は時間に正確で遅れることはありません。会長を待たしてはならないと此花午前7時40分に出発しました。わずか10分ほどで到着です。集合場所は谷川岳山行の時と同じため安心して待つことが出来ました。名神高速道路と東海北陸自動車道を乗継ぎ、清見出口から高山の町並みを走って行くと「蕎麦」の旗が風になびいて「おいで~おいで~」をしている様に見えました。「私しゃあなたのソバが良い~」と鼻歌交じりで「明郷」と言う名の店前でストップです。さすが本場の蕎麦は美味しいこと!これから訪れるであろう過酷な山行前のひとときの豪華食事です。まだこの辺りは外気温31度もあり大阪とそう差はなさそうですが平湯温泉街までくると26度の表示がありました。大阪から約300㎞ほどを6時間かけて走り13時前に駐車場に到着です。 |
|
|
|
|
登山指導センター |
|
荷物が大きいなあ |
|
新穂高駐車場には登山者用の大きな無料駐車場があるのですがまぁ何と1台の隙間もありません。駐車場の中をグルグルと回っていると帰り支度をする人を見つけました。その車が出るのを待って、何とか駐車することができました。身支度を整え山中4泊の覚悟を胸に「わさび小屋」まで移動します。 |
|
|
|
|
お助け風 (風j穴) |
左俣林道を進んでいきます |
笠新道への登山口 |
|
|
|
|
|
小屋前の水舟にはリンゴ、バナナ、キュウリ、スイカなどが浮かんでいます |
|
|
|
|
|
わさび平小屋はくつろげる小屋です |
この日はお客様がいっぱい |
私たちはテント泊 |
第1日目はここでテントを張ります。わさび小屋の夕食メニューは街中のレストランと同じくらい豊富です。しかし到着して見れば、宿泊者優先で午後7時30分を過ぎないとテント場の人への食事の対応は出来ないとの事です。仕方がないので、あらかじめ用意をしていた朝食用の「姫弁当」を夕食メニューに替えビールで山行の成功を祈って乾杯をしました。夕食の注文はできませんでしたが小屋で朝食用のおにぎりを購入することが出来ました。今回は荷物の重量を軽減するために食事は小屋の食事を利用しようと楽しみにしていましたが最初からつまづいてしまいました。「のりくら交流会全力キャンプの会」の子供たちの団体もあり平日なのに利用客の多いことに驚きです。
午後6時を過ぎてもゾロゾロとやってきます。夜になると肌寒ささえ感じ大阪の寝苦しい夜から解放されてさわやかな眠りにつきました。 |
|
|
|
文:美智子姫 |
|