「納山祭はバスに揺られて湯快リゾートミステリツアー」
「納山祭はバスに揺られて湯快リゾートミステリツアー」と題して「山には登りません」のキャッチフレーズで、参加を募ったところ、行先は不明にもかかわらず何と12名の皆様の参加を頂くことができました。さぁそれから湯快リゾートの中国、北陸、東海、南紀の空室のある宿探しを始めました。今までの納会は2008年・2009年は生駒なるかわの森のログハウス、2010年は京都国際ホテルと実施してきましたが「温泉もいいなぁ」と言う一言で湯快リゾートに決定したのです。最初にミステリーと銘打ったため当日まで行先はミステリーにしておこうという事になり出発日の12月18日の新大阪駅集合時まで秘密にしていました(ごめんね)

行先は皆生温泉・かいけ彩朝楽「天然温泉かけ流しの湯」を求めて蒜山三座や大山を車窓から眺めながら約3時間バスに揺られることになりました。日本海を眺めながら楽しむ湯は格別!湯量豊富な塩化物泉の天然温泉で体がよく温まり、美肌効果に優れていると女性に人気の温泉です。肌になじむ優しい泉質と効能豊かな温泉が、身体を元気にしてくれます。皆生温泉は「皆、生きる」と書き、長寿の湯とも言われています。
忠太郎夫妻が乗ってくる 天王寺発のバスを待つメンバー…新大阪バスターミナル
バスターミナル jyunkoちゃん&やっちゃん じゅんちゃん&JON 忠太郎夫妻
オリオンさん&ぽちさん みまっち&ベガさん ひめ&まさよちゃん 車内
『空を見上げたら、中空に上弦の月がきれいに輝き、前途揚々の兆しかな』天王寺から乗車予定の忠太郎からメールをもらい午前7時40分自宅を出ました。「ガス栓よ〜し、コタツ電源よ〜し」と指さしチェックで安全確認し、乗車場所の新大阪駅に向かいました。新大阪駅の集合場所にはみなさん早い目に到着して頂き、行先が「皆生温泉」であることを発表しました。ミーティングを始めたその時「よっ!」と肩をたたく忠太郎の姿が見えました。天王寺発のバスが到着したのです。途中で中断した伝達事項は「ひめごと2727回」のコピーを車内で回覧することとしミーティングを切り上げバスに向かうのですが、数人(誰とは言わないよ〜)が「なばなの里・長島行き」のバスの方向に進んでいくのです「お〜いどこへ行くねん?」と尋ねると忠太郎がそのバスから降りてきたというのです。そんなはずはありません。少し離れた場所に「皆生温泉・湯快リゾート」と書いてあるバスが待機しており無事乗り込むことができました。乗客は湯快リゾートの常連の様子でほとんどが女性です。私達の座席は4列目、5列目、6列目と乗り降りも楽チ〜ンでした。
池田から中国自動車道に乗り、約1時間ほどで加西サービスエリアでトイレ休憩となりました。バスのガラス越しの日差しはポカポカと気持ちよく、うつらうつらする人や、おしゃべり三昧の人やらで楽しいバスの中を過ごすことができました。バスの中で昼食用のジンギスカン鍋の予約表が回覧されてきましたが注文する人は誰もいなかった様子です。揖保川を渡り、作用JCTを直進、「奥津温泉」の看板が目に飛び込んできて、バスは岡山県に入りました。落合JCTから米子道に入りましたが山の頂きには雪がかぶっているのが見えます。バスのワイパーが動き始めました。雪混じりのしぐれ模様です「弁当忘れても傘忘れるな」と昔から言われるほどに天候の変化の激しい地方であると言うことがうなづけます。加西を出て2時間ほどで標高513mの地にある「蒜山高原センター」で約1時間の昼食休憩となりました。外は真っ白な雪景色です。
加西サービスエリアで休憩
ヒルゼン高原センターで昼食タイムでーす
今日はあいにくの天気で蒜山三座(上蒜山1,202m、中蒜山1,122m、下蒜山1,100m)の全容を見ることはできませんでしたが
雪をかぶった蒜山三座はとても美しく感動的でした。レストランでカレーや蕎麦などを自由に食べて出発時間までの時間を過ごしました。

蒜山高原センターを出て、米子道「蒜山IC」を経て米子松江方面へとバスは快適に走ります。そろそろ大山が顔を出してくれるはずとみんなバスの窓に顔をへばりつけて眺めているのですがどうも今日は望み薄そうです。「おかしの壽城」を過ぎ、皆生海道207号線を走りバスは13時50分宿泊先である「かいけ彩朝楽」に到着となりました。

バスの中にホテルの係員が乗り込み館内の説明を始めました。浴衣はロビー横で大きさを見極めて選ぶ、朝食・夕食の時間・風呂の説明など、よっしゃ〜全部わかったよ〜早くバスから降ろしてよ!姫はまるでマラソン選手のリレーのタスキを受け取るランナーのような恰好でバスのドアの開くのを待っています。これには深〜いわけがあり、カラオケボックスの申込みが先着順となるために「イの一番」に受付を済まさないと利用できないのです。イの1番にロビーに走りましたがすぐ後から湯快リゾートプロフェッショナルのの忠太郎も助っ人として走ってきてくれました。午後5時から6時30分まで無料カラオケの利用券ゲットができました。これで親睦会場が押えられました(ホッ!)
 湯快リゾート「かいけ彩朝楽」に到着で〜す
フロントは客でいっぱい エレベータが小さいぞ 部屋から見た弓ケ浜
お部屋割りを済ませ、浴衣を取り、キーを渡して、みんなでそれぞれのお部屋には落ち着きました。部屋には既に布団が敷き詰められており、少々違和感がありますが慣れれば中居さんの出入りもなくチップの心配もなく、あっさりしていて、気楽かも知れません。カラオケタイム午後5時までは自由時間とし、まずは温泉に行くことにしました。バス2台で到着したわりには浴室はガラガラで貸切状態です。ここは温泉街ではありますが、これと言ってお土産屋があるわれでなく、ストリップ小屋があるでなく、(笑)美しい白砂の海が眼下にありますが寒くて人の気配はありません。きっとお部屋でくつろいでいるのでしょうか。
皆生温泉の中を取材してきましたのでご紹介したいと思います。

皆生温泉とはマリーングレーの日本海、背後には中国地方最高峰の名峰「大山」(おおやまとちゃうで〜)がそびえ、海あり山ありの大自然に育まれ風光明媚な温泉郷です。海と砂浜と松林が織り成す景観はひときわ美しく「日本白砂青松百選」や「日本のなぎさ百選」さらには「日本の夕日・朝日百選」「都市景観百選」にえらばれています。泉質はというとマグネシウム、硫酸塩、メタケイ酸の3つの美肌成分が含まれているそうです。分類としてはナトリウムカルシウム塩化物泉で65度から83度と言われています。皆生温泉の起源は、地球を大循環する地「水があたためられ海水も一部混入して出来たと考えられるカルシウム分の多い地球の恵みです。皆生の温泉に入浴すると、含まれている塩類が皮脂を溶かして薄いヴェールのように肌を包み込み体の芯から温まります。しかも還元系の温泉ですから肌の老化を防ぎアンチエイジング健康にもよい効果をもたらします。「ホカホカ・ツルツル健康と美旗を作る」そんな温泉です。(よぉ取材してるでしょ?)
男性部屋、女性部屋(3人と4人)の3部屋をもらい、かなりゆったりとしたスペースでくつろぐことができました。男性部屋で2次会をする予定でしたが女性3人部屋がかなりゆったりとしているため3部屋のテーブル、座布団を集め2次会の部屋設定完了です。部屋にて参加回数表彰式を済ませ、2012年の3ケ月予定表を配布説明をし午後5時カラオケルームへ移動となりました。

カラオケは一人が独唱するのではなく「みんなで歌える歌」を選曲し唱歌であったり、青春時代の歌であったりと焼酎の差し入れもあり、ほろ酔い加減で1時間30分を消化しました。午後7時30分夕食のバイキングです。蟹三昧を予約した人や、鍋料理を予約した人などさまざまなスタイルでテーブルが決められており私達は12人様と書かれたテーブルでそれぞれほしい物を欲しいだけ食べることができました。

2次会もするにはしたのですが、酔いも手伝い、「眠い」「風呂行きたい」と早々と散会となりました。
カラオケを楽しみました
夕食はバイキングです
夕食後全員そろってチェックインのときにもらった抽選券を片手に抽選会場にいきました。
何が当たるか楽しみにしていきました。
1等…20パーセント割引券。2等…10パーセント割引券。3等は5パーセント割引券。
ハズレ…温泉饅頭1個でした。了子さんとやっちゃんとみまっちが3等。その他はハズレでした。しかし此処からが大笑い。ハズレで饅頭をもらった人は大喜び大はしゃぎ。3等の3人はハズレの饅頭のほうが良かったと悔しがることしきり。そこで姫いわく…「ハズレに交換してもらったらええやんか。」そこで3人ノコノコとクジ引き場に言って「ハズレと交換して」 「そんなんできません」あっさり断られてしぶしぶ帰ってきました。はずかし〜ッ。
その夜の寝つきの悪いこと悪いこと

文:美智子姫00000 写真:オリオンさん