●第二日目 10月11日(火曜日)晴れ
午前5時起床。朝食を済ませ、夜明けと共に、小屋の木立の隙間からは富士山を拝むことができます。富士見平と名前の付くだけのことはあります。管理人さんに朝の挨拶と出発の声掛けをすると、管理人さんが「瑞牆山を後に回し、今日は金峰山登山をおすすめしますよ。ただし八ヶ岳の上に黒い雲が出たら雨の兆候なので急いで帰ってきなさい」とのアドバイスを受け、アドバイス通り、金峰山から登ることにしました。奥秩父の主脈に位置している金峰山は山梨県側では「きんぷさん」、長野県側では「きんぽうさん」と言われています。勿論日本百名山のひとつ。まれに見る美しい山です。
天気は晴れ、なだらかな樹林帯の中を登り始めると小屋前の樹木の隙間から富士山が美しく顔を出しています。1時間ほど登ると避難小屋「大日小屋」の上部の道を通過。まもなく2201mの地にある大日岩の基部に出ました。岩ばかりの登山道には、ヒックスロープが張ってありましたが、スラブを掴み、ロープを使うことなくスムーズに上がり、九十九折の道を高度をかせいでいくと左側に大日岩の頭部が姿を現していました。お見事!です「帰りに寄るからね」と岩場に声を掛けました。 |
タイムスケジュール |
06:00 |
富士見平小屋 出発 |
06:52 |
大日小屋 |
07:39 |
大日岩 |
09:30 |
金峰山 |
10:20 |
12:15 |
大日岩 |
12:40 |
13:05 |
大日小屋 |
13:15 |
14:00 |
富士見平小屋到着 泊 |
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