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樹令3000年以上、太古よりひっそりと息づく縄文杉や洋上のアルプスといわれる宮之浦岳、緑と清流が織り成す神秘の島、世界遺産・屋久島に出かけました。決してツアーでは体験できない屋久島の魅力に迫り、多くを堪能してきました。これらはそのささやかな記録です。

 第1日目(10月21日・木曜日)0「天気・曇りのち雨」
大阪伊丹空港10時15分集合。みんな大きな荷物でやって来ました。私達は前日に車で荷物を運び、空港ロッカーを利用し、当日は空身でリムジンバスに乗りました。
伊丹空港11:15分離陸〜(JAC2453便)。計画をした段階では13時15分発でしたがダイヤ改正で11時15分離陸と変更になっていました。(気が付いてよかった〜!)私は以前、種子島空港行きのプロペラ小型飛行機で「もう落ちるかも」と言う恐怖のフライトを体験したことがあります。あまりの恐ろしさに機内で手帳に遺書まで書き ました。(笑・・それほどに揺れたのです)
今回の屋久島行きの空の旅は快適で、アッという間に目的地の屋久島空港に到着です。到着時間12時50分、1時間35分のフライトでした。
屋久島行ロービーは閑散 わぁーツ、奄美行きは欠航だ 金属チェックを無事通過
出発ロビーで 姫&ポチ オリオンさん
サスケさん うららさん ふかっち
おろくさん みまっち&ふかっち サスケ&うらら
ジョン&オリオン 姫&ぽち
、1時間35分のフライトで屋久島空港に到着でース。天気が悪いなあ
予約をしておいたジャンボタクシーの出迎えを受け、空港売店で機内に持ち込みができなかったボンベとライターを買い、1週間滞在する安房町の一軒宿「一軒屋・チロル」へ立ち寄り、着替えなどの荷物を置き、待たせていたタクシーに再び乗り込み、そのまま淀川登山口に向けて出かける予定でしたが「明日の山は荒れる」と言うタクシードライバーさんのアドバイスで、この日は淀川登山口から淀川小屋への入山を中止しました。
空港からタクシーで 一軒屋・チロルへ まつばんだ交通タクシー
今から暇だなあ。宿に落ち着くまもなく近くの観光協会に情報収集に行くと、今なら何とか海中温泉に入れるとのこと、急遽レンタカーを借りて観光をすることにしました。
私のたっての希望であった平内海中温泉も干潮時間に影響されず、今の時間なら入浴出来そうで、とにかく車で、まっしぐらに走ることにしました。目をつぶって走っても迷うことのない様な、島のぐるりを1本の大きな車道が囲み、標識もわかりやすく「平内海中温泉」の看板を見つけました。バスタオルを手に持ち早足で行くと、若い男性がひとり入っていました。勿論ここは混浴です。「一緒に入ってもいいですか〜」と言うやいなや、もう片足は温泉の中でポッチャ〜。と同時に、スッと若い男性は私達に場所を譲り (と言うか逃げたっ!)岩場の上で甲羅干しをされていました。時々波がお湯と混じり、ぬるくなるのですが、「キャー!冷たい〜」だの「うわっ!塩辛い!」だのと、混浴 であることも忘れ(と言っても、家族風呂みたいなものですが)短時間ではありましたが充分海中温泉の醍醐味を楽しみました。
レンタカーを借りて 平内海中温泉へ 老いも若きも…若きはおらんか
屋久島名所・平内海中温泉…温かかったり、冷たかったり 姫のヌードに、ぞおぉぉぉぉぉぉぉぉぉーッ。さぶッ
混浴だよー おーい。バスタオル落とすなよー もう少しゆっくり入っていたら大変だった
その後「大川の滝」に立ち寄りました。大川の滝は88メートルの落差を豪快に流れ落ちていて、滝壺の前まで歩いて行くことができ、マイナスイオンたっぷりの清々しさを 間近に感じることができました。みんなで記念撮影を済ませ、駐車横には「大川湧水」と呼ばれる湧水が湧き出していて味見をすることにしました。まろやかで美味しいと言いたいのですが、水の味はわかりません。美味しいと感じたのは本当です。
その後は「中間ガジュマル」に立ち寄りました。中間川河口近くの川沿いに自生する亜熱帯樹で、
一本の幹から無数の気根束が伸び南国独特の形を醸し出していました。途中で出会った地元のおばあちゃんは、ご主人が写真撮影と釣りが趣味で、旅行で訪れている間に、とうとう屋久島に住み着いてしまったと話をしてくれました。
中間のガジュマル
トローキの滝
タクシードライバーの言った通り夕方には小雨がパラつき「トローキの滝」を見る時にはすっかり雨模様になっていました。「無理をせず予定を変更してよかったね」これがみんなの正直な気持ちです

一軒宿「チロル」は洗濯機、お風呂、台所も使えて、なかなか居心地が良さそうです。山から下りたら夕食はレストランで頂きます。朝食と昼食用の弁当作りはみんなで自炊をすることとなります。明日はまた雨の出迎えを受けそうですが、めげずに出かけようと早めの就寝となりました。

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文:美智子姫00000 写真:オリオンさん・うららさん