多賀サービスエリア、阿智パーキングエリアでトイレ休憩を済ませ、車内は80lの乗客で埋まっています。ドライバーさんが「間違って乗っている人はいませんか〜?このバスは松本行きですよ〜!」聞くところによると時々行き先を間違えて乗ってくる人がいるらしいです。ほとんどの乗客は静かに目をつぶっている様子です。日本で2番目に長い恵那トンネル(8490b)の手前でランボルギーニやオロチ等の赤や黄色や黒色のスポーツカー集団が5台、10台と追い越し車線をぶっ飛ばしていきます。数えていると全部で22台も通過していきました。(ここはサーキットとちゃうで〜) |
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標高660bの地にある恵那トンネル付近の温度は18度秋真っ只中です。飯田ICを過ぎ駒ケ岳SAを過ぎる頃、車窓左側に、宝剣岳、千畳敷ホテル、右側には甲斐駒岳、仙丈岳、鋸岳がくっきりと見えて来ました。この辺りは中央アルプスと南アルプスの間を走っています。
やがて中央道に別れを告げ長野道へと入っていきます。長野道みどり湖、広丘野村、神林、松本インター前と降車場所へ立ち寄りながら松本バスターミナルに13時30分定刻に到着しました。 |
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松本駅からはホテル「アンビエント安曇野」のマイクロバスのお迎えがあり1時間あまりの安曇野のドライブと洒落込むことができました。 |
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安曇野の蕎麦の花は綺麗でした |
松本バスターミナルに到着すると15分の待ち時間で、ホテル「アンビエント安曇野」のマイクロバスのお迎えがあり1時間あまりの安曇野のドライブと洒落込むことができました。ホテル送迎バスを予約時に「万が一高速バスが遅れた場合は待ってくれるのですか?」と聞くと「次の停車場の穂高駅との関係で1分たりとも待てません」との回答でした。「なぬ〜っ!ならば高速バスとの接続などとまぎらわしい書き方をすんなっ!」と言いたいのをグッと我慢し、一度冷静になるために電話を切りました。少しの間を置き、再びホテルへ電話をしたら先ほどの受付嬢ではない、やさしい口調の女性が出られたので、もう一度最初からお願いをすることにしました。「かしこまりました。お待ちしております。高速バスが遅れた場合はその対応はさせて頂きます。お気を付けておいで下さい」と何とスムーズに予約がまとまりました。受付嬢によって、こうも対応が違うのでしょうか。
別荘に住むと言う老人夫婦と私達だけの乗客をのせ常念山脈の麓へと走ります。途中、安曇野の町並みには白い蕎麦の花やコスモスの花が風に揺れ、リンゴの木が青い実をつけていました。安曇野を流れる梓川は槍ヶ岳や常念岳に端を発し犀川、千曲川、信濃川と名前を変えて日本海へと注ぐ日本で一番長い川です。
山麓に入っていくと常念岳登山口の標識に導かれるように、白樺の林を進んでいきます。 ホテル着14時35分、豪華なホテルです。(値段も高いのよ〜) |