いざという時のために | 018 |
JON登山楽講 |
熱傷(やけど) 家の中にはやけどを起こす原因がたくさんありますが山では無いと言うのは間違いです。 やけどをした部分が「広い」ほど、「深い」ほど危険です。 こどもは体の表面積の10〜15%以上の広さをやけどすると重症です。 <手当> ・急いで冷たい水、水道水を注いで痛みが取れるまで冷やします。 ・衣類を脱がさないで、そのまま衣類の上から冷水をかけます。 ・水ぶくれはつぶさないで、消毒した布か洗濯した布で覆い、その上から冷やします。 ※熱傷範囲が広い場合、広範囲を冷やし続けることは、体温をひどく下げる危険があるので、低体温に注意します。特に、こどもや高齢者には注意が必要です。 ※軟膏、油、消毒薬などはぬりません。(ぬると感染を起こしたり、医師の診療の妨げになります。) ※広範囲の熱傷や顔・手など熱傷の部位によっては特殊な治療が必要となり、そのような場合は119番通報するとともに、速やかに下山を開始して、専門の医療が可能な医療機関へ搬送する必要があります。 |
戻る | 次へ |