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いよいよベースキャンプへという日の朝ウッチー会長から重大な発表をうけることになりました。眠っている間に呼吸ができなくなりベースキャンプへの進行は断念して高度を下げて別行動をとることになりました。サブガイドのチャーチツトとポーター1人をつけてウッチー隊とはチュクンで別れて再びナムチェバザールで合流することを約束して別れました。無念の気持ちを隠し我々へのエールを送って下さる姿に思わず涙がでてしまいました。 |
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出発時刻の8時が迫ってきました。荷造りはほとんど出来ていますが、昨日宿泊のためにディンポチェに下っているポーターさん達の到着が少し遅れているようす。ガイドのマッチンドラー氏は申し訳なさそうです。ポーターさん達とも言葉は通じないものの意志の疎通はできるようになってきています。かろうじて片言の日本語が話せるチャーチットが言葉を挟んできます。 「ボク達日本人と一緒で足が短いね、だから上がってくるのに時間がかかるね。もう少し待ってネ」 「ウルセー。気にしてることを言うなー」思わずJONが吼える。 「オコラナイ、オコラナイ。ほんとうだからね」 「まだ言うかー」 周りにいる外国人は背が高くかっこいい人ばっかり。そう言われてもしょうがねーなー。そんなやり取りを楽しめるのも10日ちかく一緒にいるからです。そうこうしているうちに下に下りていたポーターさん達が上がってきました。「ナマステ〜」明るい笑顔でそう言われると、何でも許してしまいます。 |
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全員そろってさあ出発です。私たちはベースキャンプへ向かいますがウッチー会長はディンポチェに向けて下っていきます。ガイド役のチャーチットとポーターのサントシが同行してくれます。 |
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ローチェ氷河から流れ出る水は冷たそうです。 | アイランドピークは、その姿を大きくしてきます。 |
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左手にはローチェとヌプチェリッジ | 振り返ればタウチェが聳えています。 |
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チュクンを出発して間もなくポーターさんたちに撮影協力をしてもらった。登攀メンバーが少なくても多くてもコレくらいの荷物は担ぎ上げなければいけないようです。メンバー用テント、クライミングガイド、トレッキングガイド用テント、キッチンテント、ダイニングテント、メンバーの荷物、食材、キッチン用品、クライミングロープなど数え上げればキリが無い。 タウチェをバックに登っていく姿は圧巻だった。 |
右手にはいつもアマダブラムの姿が |
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此処から見るローチェ、ヌプチェリッジはもっとも美しい山容のように見えました。 | |
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上の氷河湖はイムジャ湖で、その隣にパレシャヤギャブ(BC)がある。この氷河湖も年々水量が増しており,決壊が危惧されている。イムジャ湖横のアプレーションバレーにベースキャンプを設営。ベースキャンプ周辺には、ネパールの国鳥 ダンフェ が沢山いた。 |
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5時間歩いてベースキャンプに到着です。ベースキャンプには色とりどりのテントが張り巡らされびっくりしました。雷鳥に似た大きな鳥が20羽ほどテントの周りを歩いています。残飯を狙っているようです。 |
ベースキャンプでの食事 |
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「パレシャヤギャブでテント泊」 |
この日のコンディション |
お腹の状態が絶不調…最悪が続きます。何も受け付けない。クックボーイが作ってくれた温めたパイナップルが美味しかった。咳が激しくなってきた。痰も切れにくくなった。喉が痛い、鼻腔が痛い。 |
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