2025
久しぶりの例会です。5月の六甲山の予定が雨のため中止、6月、7月は姫が腰痛のため企画無し、8月は熱中症対策のため休会とし暑気払いの会を実施しました。
何と4月イタドリウオーク以来です。恒例の彼岸花ウオークに出掛けたいと重い腰をあげました。
毎年行っていた九品寺の彼岸花は見事なんですが見物人たちが田圃の畔を踏み、違法駐車をし、ゴミを捨てたり住民たちに迷惑をかけるため開花前に全て切り落とされてしまいました。悲しいけどルールを守らなければそうするしか仕方無いのかも知れません。
今年は場所を変えて明日香村に行くことにしました。「咲いていると良いけどね」と言いながら近鉄・飛鳥駅に集合です。ウッチーさんは前夜連絡があり連日のイベントで疲れたためドタキャンです(反省会で飲み過ぎたなぁ?)
『彼岸花は、秋に鮮やかな赤い花を咲かせる多年草で、特に日本の文化や仏教と深く結びついています。彼岸花の開花は秋の彼岸の頃です。興味深いことに、花が咲く前に葉は出ず、花が枯れた後に葉が成長します。このため、「葉見ず花見ず」とも言われます。 彼岸花の球根には強い毒性があり、誤って食べると危険です。しかし、昔は毒を抜いて食用にすることもあったとされています。 別名:を曼珠沙華とも呼ばれ、これはサンスクリット語で「天界に咲く花」という意味があります。
別名を「葬式花」「墓花」「死人花」「地獄花」「幽霊花」「火事花」「蛇花」などなど不吉な名前も付けられています』
奈良県明日香村飛鳥駅集合です 飛鳥駅前ロータリー 駅から歩き始めます 姫は電動アシスト付き自転車で
明日香駅で集合し「じつは・・・」と切り出したのは姫が腰痛で歩けないことを話し、レンタル自転車で同行することを説明し理解をしてもらいました。「そんなにまでして来なくても良いのに!」と言われそうですが曼珠沙華も見てみたいし、みんなにも会いたい。そんな思いで皆さんに理解して貰いました。
予約しておいたレンタル自転車屋のおじさんがサドルを目いっぱい下げてくれていました。予約時に身長は150㎝だから小さな自転車が良いとお願いしていたため調整してくれていたみたいです。
さあ健脚組と自転車組のスタートです。いつもなら九品寺か一言神社が恒例なのですが今年は気分を変えて明日香村にしました。万が一曼珠沙華が咲いてなくても素晴らしいコースです。
彼岸花群落
飛鳥駅から1kmほど歩いたところに彼岸花が咲いていました
わずかながら曼珠沙華の咲いている場所を見つけました。自転車を停めて「こっち、こっち〜、ここに咲いてるよ~」と手招きをして曼珠沙華との出合を喜び合いました。ゴールまでの間に曼珠沙華を見たのはここだけです。今年の異常気象で少し早かったみたいです。
此処からは左手に文武天皇陵を見ながら朝風峠の分岐まで1.2kmの登り坂が続きます。電動自転車は初めてのため四苦八苦しながら前を走り、分かれ道がきたら待機を繰り返しました。細い分岐を見逃してしまい一度だけ勢いよく前に進み携帯電話で呼び戻されたりしました。「此処で右折して山道に入るから戻ってこーーーい」
電動自転車も坂道でのスタートはむつかしいです 文武天皇 (もんむてんのう) 陵です
電動自転車は平な道からの急な登り坂はスーイスイなんですが坂道発進はとても出来たものではありません。「よし!ワシが代わったるわ」とジョンさんが自転車を乗ろうとしましたがうまくいきませんでした。慣れるまでは悪戦苦闘の道のりです。これなら歩いたほうが良かったかと思うことも何度もありました。
 目的の稲渕の棚田にも曼珠沙華は咲いていませんでした。
日陰を見つけて上手に休む姫
朝風峠への分岐を右に折れると道は細くなり傾斜はきつくなってきました  谷底に落ちるなよ!
目の前には柿が色付いていて秋を感じずにはいられません。何人か通り過ぎていく人もいましたが静かなコースです。
とにかく坂道だらけで自転車も歩行者も青息吐息コースです。
風光明媚なところで食事を摂るか日陰が良いか考えましたが全員「日陰」が良いようです。
 朝風峠への登り路でランチにふさわしい日陰を見つけてお弁当を広げました。おいおいまだ11時やぞ。
朝風峠は何にもないところで標識もなく文字の通り山の上と下の所でした。此処から飛鳥川まで一気に下っていきます。
朝風峠から飛鳥川までは 「 案山子ロード 」 というようです
朝風峠で見た秋の訪れ 峠を越えるとしばらく下りが続きます 案山子ロードです
「案山子路」は案山子たちで賑わっていました。それぞれが思い思いに案山子を作り展示しているのですが近代的過ぎてどうも心に響く案山子は見つかりませんでした。案山子と言えば「♪山田のな~かの1本足のかかし〜♪」と歌にあるように「ヘのヘのモヘノ」の顔に古着を着こなした案山子が想像できるのですが昔ながらの案山子は1体もありませんでした。(何でミャクミャクがこんなとこに立っておるんや?)時代とは言えカラフルではありましたが案山子のイメージは湧きませんでした。そう言いながらも 姫にそっくりの顔をした案山子も有って結構楽しんできました。
 上の水色のシャツを着せた案山子は、本日案山子ロードに展示されていた案山子の中で 一番出来の悪い案山子でした。 稲渕の棚田展望所に着きました
稲渕の棚田をあとにして 一路高松塚古墳を目指します
   文武天皇陵 正面  靖っちゃん この写真では日傘射してます  
高松塚古墳へ向かう途中で靖ちゃんが日傘を忘れたことに気が付き引き返しましたがどこかの休憩地で忘れたのか覚えていなくて諦めることになりました。ザンネン〜 
高松塚墳丘墓&高松塚障壁館
 昭和37年頃、明日香村の村人がショウガを貯蔵しようと直径約60cmの穴を、現在の墳丘南側に掘ったところ、穴の奥で擬灰岩の四角い切石が見つかったことが発端となりました。その後、昭和45年に古墳近くに遊歩道設置のための調査が必要となり、奈良県立橿原考古学研究所に発掘調査を依頼しました。高松塚古墳の発掘調査が始まり、発掘開始から間もない3月21日には極彩色の壁画が発見されました。古墳自体は鎌倉時代頃に盗掘を受けており、石室の南壁には盗掘孔が開けられていましたが、壁画の彩色は鮮やかに残り、盗掘をまぬがれた副葬品の一部もこの時検出されました。極彩色壁画の出現は考古学史上まれにみる大発見として、新聞に発表され、日本中でトップニュースとなりました。
 「高松塚壁画館」
高松塚古墳を少し歩いたところに高松塚壁画館があります。入場料300円を支払い中に入りました。高松塚古墳の石室内部が公開できないので実物と同様の石室部が見られます。発見された時の現状壁画模写の展示に加え、高松塚古墳の墳丘の断面の一部を剥ぎとった「古墳版築層(実物標本)」を展示中です。
「高松塚古墳」をあとにして飛鳥駅を目指します
帰り道は高松塚から車道に出て、歩いて15分ほどで飛鳥駅が見えてきました。道の駅に立ち寄り、栗やイチジク、さやえんどう、マクワウリ等を購入しjunkoちやんが買ったソフトクリームにみんなが群がり暑さをふっ飛ばしました。
レンタル自転車を返却に行くと、おじさんが「4人分ね」と飴を下さったのには感激しました。たかが飴、されと飴で何か心が温もりを感じて嬉しかったです。
僅かな待ち時間で橿原神宮行の電車が来ました。どこかの高校の生徒で車内は一杯でしたが席取り名人4名はちゃっかり座ることができました。橿原神宮前では急行・阿倍野橋行きが待っておりトントン拍子で阿倍野到着です。そして反省会会場を探しビールで乾杯をしました。次は・・・10月の予定はいまのところありませんが企画によってはゴールからお迎えウオークなら参加出来るかもしれません。来年は曼珠沙華の代わりに豊野町のコスモスの里がいいかもね。
 
junkoちゃん
今日は皆さんありがとうございました。久し振りの長歩き皆さんのご協力もあり歩けた事嬉しかったです。 一日一日歳をとる毎日、いかに楽しむか皆さんにご協力していただき、有り難いと思っています。 ジョンさん写真ありがとうございました。
靖ちゃん
おはようございます久し振りのウォーク疲れちゃって バタンキューでした。
曼珠沙華を探しながらの楽しいウォークありがとうございました。 
干し柿 喜ばせただけで御免なさいね。
ひ め
今日は秋を満喫した楽しいウォークでした。道の駅の買い物も楽しかったです。少しイレギュラーウォークで申し訳ありませんでした。しばらくは皆さんで企画して楽しく歩いて下さい。ゴールからお迎えに行けるコースだと参加できそうです。
 ジョン
長い間歩いてませんでしたので少々不安はあったのですが楽しく歩けて良かったです。高松塚障壁館に行ってみたかったので 念願がかなって良かったです。
今回写真が充実していますのは 皆さんのご協力が有ったからこそです。毎回ご協力をお願いします。
10月の企画をお願いされましたが体力はあっても能力がねえ
 
https://www.hime8kin.net/2022sankoukiroku/0905gyoko.html      「 持統天皇 行幸の道 」
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