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滋賀県 |
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●第1日目9月7日(土曜日)晴れ後夜は雨 |
姪っ子の娘tomoちゃんの企画で「キャンプに行こう!」と、お誘いを受けました。そう言えばtomoちゃんの子供の頃は、毎年の様に夏はキャンプ、冬はソリ遊びに連れて行ったものです。自分の孫達よりも接していたと思います。やがてtomoちゃんは成人となり、仕事も落ち着き、幼き頃を振り返った時、楽しかったキャンプの思い出が蘇ったのだと思います。
喜んでお誘いに乗りました。ジョンはその時代、キャンプとソリ遊びの達人でtomoちゃん達の面倒をよく見てくれたおじさんでぜひ一緒にと声を掛けての参加となりました。道具の準備も、バンガローの予約もコースも全部お任せの楽ちん参加です。お世話役のバトンタツチ・・それだけ私が歳を重ねたと言うことでしょう。
手書きのシオリがラインで送られてきました。イラストも添えられており、とても楽しそうです。「行って見たい!参加したいっ!」と自然にそう思えるシオリです。行先周辺の琵琶湖の地図もあり、なかなかよく出来ています。台風接近も気になるところですがバンガローなので何とかしのげると思います。そんなわけでいざっ出発です~! |
とき・・9月7日(土曜日)~8日(日曜日)
行先・・あいきょうの森 東近江市和南町1563
メンバー・・tomoちゃん、sei君、かけパパ、りべママ。ポッチー、まさるちゃん、ひめの7人です。じつはもう一人影武者も乗っていました。一番この企画に行きたがっているであろう亡き一刀水爺ちゃんも遺影で参加です。(イエーイッ!) |
tomoちゃん宅出発⇒ひめ宅にお迎え⇒南郷水産センター(昼食用の鮎とマス釣り)⇒あいきょうの森到着⇒バーベキュー⇒花火 |
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出発したその時から限りなく楽しもうと言うことで大きな車をレンタルして10人乗り1台で出発です。「車内は静かにね」と言うお約束はきっと守られていなかったと思います。「楽しんで下さいよっ!」との、かけちゃんドライバーの粋な計らいでお喋りの輪は到着まで延々と続いていました。
車内で配られた「大人のキャンプ」のシオリは動物に例えた似顔絵が掛かれておりジーンと来ました。時間をかけて用意をしてくれたことが伝わってきました。tomoちゃんのイラストには鮎の串刺し、蚊取り線香、マッチ、ランタンなど楽しい絵が所狭しと描かれていました。 |
南郷水産センター |
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車窓からは秋を思わせるススキの穂や黄金色の稲穂を眺めながら、わずかな時間で昼食場所の南郷水産センターに到着しました。キャンプ場のチェックインまでの時間つぶしもかねており釣り堀で釣竿を垂らす計画でしたがシーズンオフで釣りは断念しました。南郷水産センターは、小さな子供連れの家族で賑わっていました。至る所に鯉の水槽がありエサを投げると恐ろしい数の鯉が寄ってきてキャーキャーと大騒ぎしました。小さな鯉の水槽、色付き鯉の水槽と分かれており、ほどよい散歩コースとなっていました。お目当ての鮎の塩焼きは満席状態で、ここでのランチはあきらめて途中の高速のサービスエリアで軽食を頬張りました。 |
滋賀 永源寺 愛郷の森キャンプ場 |
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スイカを買うために途中スーパーに立ち寄りましたが他の材料は全て用意してくれているとの事でした。スーパーにみんなで行くと余分な買い物が増えるためtomoちゃん、sei君の若者が代表でスイカを買いに走りました。(笑)
ナビに誘われて1時間ほど走ると「あいきょうの森」の立て看板が見えました。手入れの行き届いた森の中にキャンプ地があるようです。Tomoリーダーが素早く車から降りて手続きと支払いを済ませ鍵を貰い「ヒノキ」と言うバンガローに入りました。車も一緒に停められて荷物運びすることも要らず便利に出来ています。 |
車から荷物を下ろそうとするとtomoリーダーが「みんな集まって!」と施設の説明を始めました。いつも私がする役目をリズム良くしてくれています。みんなが理解できたところで荷物を運び入れ、窮屈なバックの中にいた一刀水爺を「着いたよ~」と言いながら出すとみんな目をシロクロ(遺影は想定外だったらしい・・・) |
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荷物運びが終わったら早速炭火起こしです。「マッチ1本で炭をいこす」とジョンが豪語していたのでみんなの注目の的です。着火剤も使わず上手く炭に火が付きバーベキューの準備に取り掛かりました。バーベキューだけではなく焼き鳥やフランス風料理などメニューも豊富です。午後5時には乾杯も済んでいた様に思います。
「やっかましいっ!」姫が森に向ってそう叫びました。ミンミン蝉が異常にうるさいのです。「蝉に怒ってどないすんねん」と言われながら、アルコールも飛ぶように売れて行きました。「買い過ぎやないか?」と心配したらしいですがアッと言う間に無くなりました。
バンガローの片隅に前回使用した者が捨てたゴミが残っておりマナーの無さを嘆きました。リーダーはすかさず他人が捨てたゴミの回収に黙って身体を動かしていました。それを見た母親も一緒になってゴミを片づけていました。(私は見てぼやいただけで・・反省しとります) |
ポツポツと小さな雨粒が落ちてきました。バーベキュースペースはテントが張ってあり雨が降っても心配ありません。隣のバンガローとの距離も遠くて少々騒いでも迷惑になりません。雨も小粒から大粒に変わり「そろそろ中に入ろうか?」と言うことになり、今度は部屋でビデオを見たりジャンケン大会をしたりしながら雨の止むのを待ちました。タイムスリップした様にキャンプの思い出に花が咲きました。tomoちゃんがまだヨチヨチ歩きの第1回目のキャンプは兵庫県の「やすらぎのさと」でした。花火の時に私が椅子を壊した話で盛り上がり、いろいろな失敗集で耳がつんざけるのではないかと思うほど賑やかでした。 |
大事な花火イベントがまだ残っているのです。リーダーが何度も外の様子を伺いながら「よしっ!いまから花火が出来るよっ!」との合図に、またまた外に出て楽しい花火の時間を過ごすことができました。「やっぱキャンプと言えばスイカ割りと花火がないとねっ!」
食後に「八風の湯」に入浴に出かける予定でしたが気が付けば全員飲酒していました。バンガローには風呂も付いており交代でシャワーだけ浴びて就寝。午後12時を過ぎた頃には大雨と変わり「これがテントだったら大変だったね」と言いながら雨音が子守歌代わりになり熟睡しました。年寄りは1階、若者は2階のロフト・・・おやすみなさい。 |
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騒々しく夜も更けていきました |
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