2018 舞の森会 遅まきの新春幹事会 in 小豆島&淡路島

 
「遅ればせの新年会・幼友達とめぐる小豆島&淡路島」の旅
 昨年11月に実施された第6回舞の森会同窓会の反省会と次回の打ち合わせを目的とする幹事会が実施されました。1泊目は小豆島、2泊目は淡路島とユニークな企画でスタートしました。幹事は総勢8人ですが今回は通称・校長先生が病気で欠席、ゴロゴロおばさんも母親の他界で欠席となり6人での旅となりました。四万十組は高松から小豆島池田港へ、松山のサチ君は高松から私達を迎えるために小豆島坂手港へとそれぞれが向かいました。
私達、関西組は18日の早朝、三宮行きの車両の中で合流しました。三宮駅からバスで神戸フェリーターミナルへ、小豆島まで4時間、既に坂手港には松山のサチ君が待っていてくれていました。四万十組とは着岸港が別々のため別行動をとることになりました。
▲明石大橋をくぐります
兵庫県神戸市垂水区東舞子町と淡路市岩屋とを結ぶ明石海峡を横断して架けられた世界最長の吊り橋で、全長3,911m・高さ298.3mです。
▲小豆島坂手港に到着
お天気はポカポカ陽気。「二十四の瞳」「映画村」などの小豆島に来たら見逃せない観光スポツトを散策しました。撮影に使用したと思われる古ぼけた校舎では懐かしい木製の机が置いてあり座ってみたり、バケツを持って「そこに立ってろっ!」と芝居めいたことをしたり、外では竹馬にも挑戦したりしました。私達の幼き時代とそっくりの光景に、共に学んだ母校を懐かしく思い出させてくれる場所でした。海を眺めながら楽しみ、お昼は小豆島名物の温かい「半生素麺」を頂きました。(でも・・・素麺はやっぱり夏の食べ物やなぁ)
何十年ぶりの竹馬だあい ▲バケツ持って立っとれ…笑うなあ ▲お昼は小豆島名物の温かい「半生素麺」
四万十組の事も気になり「いまどこにおるが~?」と電話をすると、既に小豆島に到着しオリーブ園におることがわかりました。合流すべく向かったのですが駐車場には高知ナンバーの車がおりません。それもそのはず私達は「オリーブ公園」におり四万十組は「オリーブ園」におるらしい。・・・まぎらわしいのぉ!お互いが現在地を確認し、やっと再会することができました。「お久しぶりっ!」オリーブ色したポストの前で記念写真を撮り、ボランティアのおじさんの案内でオリーブ園を散策しました。小豆島からオリーブを取ったら何も残らないのではないかと思うほどオリーブだらけ。再会したのも束の間で行きたい場所がそれぞれ違い、その後も別行動をとりホテルで合流することにしました。
▲オリーブ公園 
▲中山千枚田
小豆島の真ん中、中山地区には、日本の棚田百選にも選ばれた700枚を超える大小の田んぼがあります。
田植え時期になり田んぼに水が張られると、早稲田の1つ1つに大きく小さく空が映ります。また初秋には黄金色に輝く稲穂が頭を垂れ圧巻の景色を楽しめます。ます。
 校長先生もどきの石男クンが「千枚田に行きたいいなあ」と言っていたのに応えてお土産代わりにわざわざ写真を撮りに行ってきましたヨ。
 ▲銚子渓自然動物園 お猿の国
オリーブ園を出た四万十組は「中山千枚田」へ向かい、関西組は「お猿の国」へと出発しました。四万十組にとって猿は、畑を荒らす招かざる動物の様です。
(なるほど・・・よくわかるよ)
私はどうしてもお猿に会いたかった・・・!会えてよかった!昔四万十市の大堂海岸でもサル園に行きたいと言ったら「自分の顔でも見ちょけ~」と言われ却下されたことがあります。笑
A群には200頭、B群には300頭の猿がいるらしく100円で餌を購入し小さなサルに餌をやろうとするのですが力の強いサルが奪い取り、権力のあるサルだけが生き残ると言うすざましい餌の争奪を見ることとなりました。傷ついたサルもいました。寒いのか何頭も重なり合って暖をとっている姿はとても可愛くその場を立ち去るのが惜しく感じました。(もっと居たかったよ~)
▲ホテル「オリビア」
それぞれの見学を終えてホテル「オリビア」で合流し入浴の後は賑やかな宴会となりました。二次会部屋では「どうすれば出席者が増えるか」を真面目に討論しました。加齢に伴い、だんだんと参加者が減りつつあります。まだ一度も参加していない人は7回目からの参加は・・・むずかしいのかなぁ!とにかく元気でいることが参加出来る最低の条件だと言うことで二次会は解散となりました。部屋に戻り「朝まで、どめこうね」と言いつつベットに入ると私がイの一番に寝てしまったらしい。いつもの事だけど・・・ね。(誘眠剤なんて無用だね)(注)どめこう=お喋りする
  ▲八十八ヶ所ミニ公園   ▲小豆島大観音
小豆島坂手港から高松港へ向かう途中…濃霧のため航行できません 
●「2泊目 淡路島編」
2日目は小豆島から淡路島へ移動することになりました。淡路島のホテルは洲本温泉「海月館」です。四万十組と関西組は高松港からの着岸港が違うため池田港、坂手港からそれぞれ高松港に向かいました。合流は高松港の予定です。ところが思わぬアクシデントに遭遇してしまいました。フェリーの行く手を拒「濃霧発生!」です。午前9時20分出航の坂手港から出航した関西組は着岸前の濃霧発生に速度を落としましたが、ギリギリセーフで濃霧からのアクシデント脱出。しかし午前9時50分池田港から出航した四万十組は濃霧のため海上でストップ。二進も三進も行かなくなり、いつ動くのか、わからないと電話が入りました。アッチャー!既に高松港で待っていた関西組は、一足先に出発することにしました。車の中のラジオで濃霧発生のためフェリーが停滞しているとニュースで流れていました。どのくらい遅れるかわかりませんが「津田の松原S・A」で合流することにしました。 
▲津田の松原サービスエリア ▲鳴門の渦潮見物に…いざ乗船です
雲ゆきが怪しくなり、今にも雨になりそうです。四万十組からは待てど暮らせど連絡が入りません。まだフェリーは霧の中なのか・・と、シビレを切らせていたら後ろから急に四万十組がニョキッ!(びっくりしたなぁ、もう~!)何と既に「津田の松原S・A」に到着していたのです。案外早く濃霧から脱出したみたいでした。讃岐うどんを食べて、鳴門の渦潮に向けて2台の車は走りました。「追走は事故のもとじゃけん意識せんと走るぞ」安全運転意識が強いのかと思いきや、速度を上げて前を走り抜けて行きました。
「お~い、そこの高知ナンバーの車、路肩によって停まりなさいっ!」
 ▲海中の渦も見ることができました  ▲この上を船が通るんです
小雨がパラパラ降っていましたが水中観潮船に乗り込みました。水中からや、水上から、ド迫力の鳴門の渦潮を目の前で見ることができました。今迄は遠くから眺めるだけでしたので、こんなに間近で見たのは初めてでした。 
さて次はどこに行こうかと思案しましたが、雨も降ってきたことだし宿でゆっくりしたいと言う意見に従うことにしました。洲本温泉「海月館」はとても立派な宿で繁盛していました。夏場は海水浴客でにぎわいそうです。〇快リゾートに狙われ買収されることは当分なさそうです。(笑)
 ▲洲本温泉「海月館」
夕食前にサチ君のハーモニカ演奏を聴きました。聴く度に上達しており練習の成果がよくわかります。夕食はサチ君の交渉のおかげで個室宴会となりました。夕食を済ませ二次会のテーマは「来年の幹事会はどこにするか」で盛り上がりました。とにかく四万十より遠くへ行きたいと言う意見は、どこかにすっ飛んでいて「より近くで」に変化していたのにはオドロキ。加齢に伴い運転が辛くなったのかも知れません。
では・・と言うことで候補地を箇条書きにして討論するも拒絶反応が半端じゃありません。広島方面を提案すると「原爆地は、むごいけん見とうない」では倉敷はと言う「何回も行っちょる」と言う。「しまなみ海道をサイクリングはどうか」と提案するも「だらしい」の一言。では鷲羽山はどうかと言うと「行きとうない」と言う。では別府はと言うと「遠い」と言う。「そんなことないっ!宿毛からフェリーで3時間10分で九州佐伯に着く」と姫が力説するも首は横を向いたまま。首が縦になることはありませんでした。臼杵や国東など良いところがたっぷりあるのになあ湯布院温泉や別府温泉も近いのになあ
脱線ばかりするので姫ちゃんがだんだん無口になってきました。おっ!サジを投げるぞっ!危ないぞっ!無口になったら危険信号・・・(爆発はしないけど提案事項がストップするぞっ!)誰か助け船を・・・四万十組のタエ姐御の日頃の苦労がよくわかるひとときでした。
すったもんだしましたが2019年の新年会(幹事会)は四万十市と関西の中間点の「岡山方面」と言うことに決まりました。3月の岡山に何の魅力があるろうか?桃狩り?ブドウ狩り?いずれもシーズンオフではないか?いっそのこと桃太郎に扮装して「きび団子狩り」でもすっか?(笑)では何がしたいかと聞けば「・・・・」意見は出ずじまい。
こればぁ意見を出し合えば気まづくなるはずなのに最後は笑顔でシャンシャンシャン
四万十組のタエ姐御!いつも、まとめ役ご苦労様です。
翌朝は四万十組を見送り、松山のサチ君を見送りました。残った関西組は、洲本バスターミナルから三宮行きの高速バスで無事帰着いたしました。
 ●ひめの感想
1年前から日程が決まっていたため、最近の過密スケジュールにも関わらず最優先に参加することができました。どんな会合でも「参加します」といった後に「用事が出来て欠席」と言う人もいます。具体的な用事内容を聞けば「仕方ないね」と理解も出来ますが理由も言わず後から出たスケージュールを優先するのは私は嫌いです。まずは意思表示したらそれを最優先したい。私のカレンダーには11月の同窓会、その後のアゲの宴会、そして勝間の沈下橋の麓に住む親戚訪問と書き込みました。またまた3泊の同窓会になりそうです。
 文:美智子   
は平成12年(2000)に完成した東横堀川水寄って門は、道頓堀 川水門と対になっている閘門です。①門の前後で水面の 高さが違う時に水門内で水位の調整を行い船舶を航行さ せる、②大雨や高潮で水位が上昇する時は水門を閉めて 浸水被害を防ぐ、③ 潮の干満を活かして門を開閉して水 質をきれいにする、という役割があります。水門が開閉す るときに船の信号がわりに出る噴水は、大阪市章「みお つくし」のかたちをイメージしてつくられたそう