Yamatabi CLUB
桶居山〜高御位山 トレーニング・ルート
JR山陽本線の姫路駅から大阪寄りに一駅の「御着駅」が登山口最寄駅です。そこからさらに大阪寄りに「宝殿駅」があり、ここがゴール駅となります。このルートは岩山であるため立ち木が低く見晴らしが良いのですが、木陰が少ないため6月〜9月くらいはあまりお勧めできません。ガレ場あり岩稜帯あり非常に変化に飛んだコースです。御着駅から宝殿駅まで約15km、アルプスのトレーニングに利用しています。
駅を出ると北へ真っ直ぐ進んでください。国道2号との交差点が御国野。この交差点を渡って国道2号を右へ、東へ進みます。御国野交差点、御着橋、御着城跡公園を越え次の御着交差点左折北上します。この道が県道396号・豊富御国野線、更に北上続けると播但連絡道の高架を潜り更に進むとJOMOのガソリンスタンドが見えてきます。ガソリンスタンドまで行っては行き過ぎです。。
最寄駅:JR山陽本線・御着駅
 
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この辺りで道の左側の住宅の壁と道の右手の電柱を注意して見てください。ここを右に入ると登山道です。
(拡大画像あり)
 
 A
10分も登ると大きな展望岩に到着します。
   
B

展望岩から西の方角を望むと姫路城が浮かんでいます。
   
C
最初のピークまではごつごつとした岩を踏んで登ります。
   
D

最初のピークを過ぎると小さなアップダウンが続きます。山神社の岩場が見えてきます。
   
E
右の延びる尾根道は佐土新の集落へ降りる山神社の道です。
   
F

西側からみた桶居山です。
おけいやまとばかり呼んでいたのですがオケスケヤマのほうが正しいようです。
山中で
「おけいやまはどちらですか」聞かれますが「オケスケヤマは…」と聞かれたことはありません。
   
G

山神社の岩場の東岩です。最近はあまり登っている人を見かけません。
 
 東側から見た桶居山、右に続くのは新夕陽丘に下る尾根筋です。
 

右上の写真の所からの道は一旦下りふたたび 尾根筋を登っていきます。
少しザレた感じがしますがしっかりとした道です。
  桶居山を下り少し上り返したところでほぼ直角に折れて下っていきます。直進方面にも綺麗な踏み跡がありますのでご注意ください。 
  やがて右下にクレー射撃場が見えてきます。散弾銃の発射音が山間にこだまします。 
   鷹ノ巣山からの縦走路に合流する少し手前の左側に岩層群が見えます。踏み跡もあります。
 
鷹ノ巣山からの合流点を過ぎても高御位山は遠い。  右のアンテナが高御位山、白い部分が下記の岩稜帯です。 
       
鷹ノ巣山からの銃走路と合流したあと高御位山の頂上の手前に岩稜の道が続きます。
   高御位山の山頂。    大正10年(1921)渡辺信三氏が山頂から自作のグライダーで滑空。同12年日本最初の民間飛行士となり定期航空士に従事したが3年後飛行中に神戸沖で殉職。その功績を称えた碑「飛翔」。 
 
 高御位山の山頂 の岩場。日によってはクライマーの姿もうかがえます。 

 高御位山から下る北山へのルート。
  北山方面への分岐
北池のほうに進みます。
  左にとると西神吉方面、右に取ると魚橋、北池方面です。
  魚橋、宝殿方面は次の林の中を左へ進みます。標識は無し。 


 魚橋の石切場を見ながら下っていきます。下山口までもう少しです。
     
石切り場の中を少しだけ歩きます。
   

ゴールの宝殿駅です。
駅の南側には「尉と姥」のモニュメントが
建っています。

その昔、高砂神社の境内に、一本の根から雌雄の幹が左右に分かれた松が生え、「尉と姥」に姿を変えたイザナギ・イザナミの2神が現れ夫婦の在り方を説きました。 
以後、この木を「相生の霊松」と呼び、この2神を縁結びと夫婦和合の象徴として信仰するようになりました。

婚儀の際におなじみの「尉と姥」(じょうとうば)は高砂市が発祥の地です。