Yamatabi CLUB
芦屋地獄谷 トレーニング・ルート
芦屋ロックガーデンは近代登山の発祥の地として知られており、多くの岳人を排出しているところです。中央稜線は左手に地獄谷、右手に
は高座谷を有し、岩場登りの入門に最適で、多くのハイカーに親しまれており、訪れる人を飽きさせないところです。
私たちのグループに初めて参加された方はベテランといえども危険箇所ではロープを掛けて安全歩行に努めています。
最寄駅:阪急電車神戸線・芦屋川駅  この駅の北側広場を集合場所にしているグループも多い。
   
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芦屋川駅からおよそ30分で高座の滝
ここからトレーニングは始まります。
 
 A
中央稜線の取り付きから下に降り地獄谷に入ります。
すぐにガレ場となりバランスよく歩いていかなければなりません。
   
B

水の多いときは、沢登りのようになりますが、今日は水量が少ないため靴を濡らすこともありません。
   
C
高度が上がるにつれて大小さまざまな滝が現れてきます。滝登りもこのルートの醍醐味です。全員果敢に攻めていきます。
   
D

小滝の中にはツルツル滑る岩もあります。3点確保で確実の登っていきます。最初はロープを掛けましたが,2度目かららくらく登って行きます。
   
E
中には逆層の岩もありちょっと腰が引けるところもありますが、2〜3度行くと大丈夫です。
   
F

ここら辺りまで来ると多少沢筋にも慣れてきます。
   
G

苔むした滝もありますが足場を選び3点支持で確実に上がっていきます。
   
H

この滝は僅かながら水を浴びながらながら登ります。足を置く位置によっては登り辛くなりますが、よく見極めれば楽しく登れます。
   
I

なれない人や、恐さを感じる人にはロープを使って確保します。3回もやれば、ほとんどの人は大丈夫です。
   
J
ここは頑張りどころです。右手右足、左手左足の位置がうまく乗っかれば、簡単にあがれます。
   
K

この滝の上はこんな感じで上がってきます。
   
L

大きな一枚岩の上をバランスよく歩きます。最初の頃は手をついてあがりますが、そのうち立って歩けるようになります。
   
M

狭い谷筋をつめていくと地獄谷のコースもほとんど終わりです。
「もう少し長かったらいいのになあ」
そう思う一瞬です。
   
N
地獄谷最後の難所です。これを上りきったら沢筋に別れを告げて、六甲山の名所ロックガーデンへと入っていきます。
 
O

ロックガーデンは花崗岩が風化したような所です。随所に小さな尖峰が見られ、中には登攀時に折れるものもあります。 
   
P

奇勝と言ったほうがぴったりと当てはまるような景色です。靴のエッジを使いながらザレ場を登っていきます。
   
Q
もとB懸垂岩跡から一度谷筋に下り、チョックストーンの岩場を上り詰めるとロックガーデンの景勝地、万物相に着きます。
   
R

ここが万物相と呼ばれるところです。左手にはピラーロックがあったのですが、大震災の時、折れてしまったようです。
   
S

ここでロックガーデンも終わります。恐かったり楽しかったりしたコースもここで終わりです。
ここから雑木林の中を中央稜線まで進みます。