何があればスノーシューを始められるのですか。 |
|
● |
スノーシュー。
やまたび倶楽部ではMSRディナリィ・クラシックを薦めています。
・レンタル品を備えている所も多くあります。当会では今のところレンタルを受けられるところに行くようにしています。 |
|
● |
ストック。
(若者の中には使わない人もいますが、やはり中高年には必要ですね。ピッケルにスノーリングをつけて歩く人もいます。)
・収縮できるものが携行には良いが、歩行中に緩みやすいです。スキー用の一本物は緩まないが収縮できず携行に不便。
一部ロックが良く効いて緩みにくい山スキー用の物もありますので、用具店で相談してみてください。
・無積雪期にも使えるようにアンチショックの物が良いでしょう。 |
|
● |
登山靴またはスノーブーツ。
短距離の緩やかな地形なら長靴やスノーブーツも使えますが、、余り柔らかいものは長距離の歩行には向きません。ベルトの締め付け力が足に伝わりストレスになりますので堅牢な靴が良いでしょう。きつめのブーツは血行障害を起こし、足先が冷えてきますからややゆったり目のものが良いでしょう。
ゴアテックスなどに代表される防水・透湿性に優れたものを用意しましょう。
雨や雪の水分の侵入を防ぐのはもちろん、透湿機能によりムレにくく、体力の低下や足のむくみも防止することができます。
防水性が命です。革製の登山靴やゴアテックス使用のトレッキングシューズなどがあればベストです。
ブーツの上部からの雪の侵入を防ぐスパッツも是非そろえましょう。膝下から覆えるロングの物が良いでしょう。 |
|
● |
グローブ。
天候、気温にも依りますが、基本的にニットの手袋が通気性も良く手先の保温を保ちます。
天候の変化に備えて出来ればオーバーミトンを用意されると良いでしょう。
スキー用のグローブでも良いですが、若干硬く細かい作業性が悪いのが欠点です。 |
|
● |
その他 帽子・サングラス・食料・携帯コンロ・コッヘル等必要に合わせて用意しましょう。 |
|
● |
体温調節のために脱いだものを入れたり、お弁当や飲み物を入れるためのザックも必要ですね。天気のいい日には、のんびりとお湯を沸かして温かい飲み物や食事のための、ストーブやコッフェルがあるといっそう楽しさが増します。
雪山の衣類は軽いけどかさばります。目的に合わせた大きさの物を用意しましょう。30リットルもあれば十分だと思います。 |
|
● |
ウエアリングについて |
|
|
ポイント1 レイヤリング
行動中は汗をかく場合もあります、多量の発汗は体力の消耗につながりますので、暑かったら脱ぐ、寒かったら着るということが簡単に行えるような服装を選びましょう。
そして、アンダーウエア、ミッドウエア(中間着)、アウターウエアとそれぞれの機能分担をさせて快適なスノーシューイングを楽しみましょう。
ポイント2 アンダーウエア
汗はアンダーウエアを湿らせ、それが乾くときに大量の気化熱を体から奪っていきます、これが”冷え”の原因になります。
汗を吸い取り発散し、肌をドライに保つという重要な役割を担います。現在のアウトドア用はケミカル繊維を使用しその機能を果たしています。直接肌に触れるアンダーはレイヤードの要ともいえるものなので、必ずアウトドア専用を用意しましょう。
ポイント3 ミッドウエア
この部分で保温性を調節します。ウールセーター、フリース、ダウンなど気温や天候に合わせて選びましょう。
ポイント4 アウターウエア
一番外側で風や雪、雨からからだを守る役割です。中綿の入ったものより1枚もの方がいろいろな条件にあわせやすいです。
|