Yamatabi CLUB  
 ヘリコプターによる山岳遭難救助             
 山岳遭難救助の推移…この27年            
  以下のグラフは長野県警察航空隊の山岳遭難救助に携わったこの27年間の推移である。この救助件数の裏側には同じほどの回数の捜索フライトがあるのではないだろうか。楽しみに行った好きな山での遭難。ここ10年来大幅に増えている件数は私達、中高年登山者に警鐘を鳴らしているのではないだろうか。最近山行をしていると思わぬところで単独行の中高年登山者と出会うことも度々です。なかにはお弁当と飲料水しか入っていないような簡単すぎるデイパックを担いでいる人。地図も持たず平気で道を聞いてくる人などさまざまではあるが、少なくとも山域研究をして、一晩くらいならビバーグできる、知識と体力と装備を持って入山するべきではないだろうか。また単独登山をする場合にはそれなりの技術も身につけてほしいものである。  
  中高年登山者のあなた、一度このグラフの示す数字の意味を見つめていただけないでしょうか。  

 
 
長野県警察本部のホームページにリンクします。