8月2日は、「うららちゃん」と「ドタキャンの正ちゃん」の還暦を祝う会ということで此花区の某場所を借り切り、にぎやかに定刻の12時00分にファンファーレを鳴らしました。去年も衣装を持参して盛り上がりすぎて「来年もここやね」と暗黙の了解みたいな約束が取り交わされておりました。私も衣装などの小道具を運ぶのに近くて好都合だったんです。
乾杯の発声が済むと、食って、食って、飲んで、飲んで(この間少しだけ静かでした)カラオケの皮切りは珍しくジョンさんで「旅姿三人男」だったと思います。せっかく股旅物の衣装があるのですからと着せ替え人形状態で変身していきみんなの拍手喝采を浴びました。トップというのは勇気がいるものです。しばらくしてジョンが私の足下に気が付きました。私の今日のお履き物は地下足袋!です。昔私のガイドもどきのファンという方が手作りでプレゼントしてくれた貴重な地下足袋なんです。ということで地下足袋に似合う「岸壁の母」を熱唱?しました。あとは堰を切ったように歌が続きます。途中でユカイナの演奏を聴きました。甲斐駒&仙丈岳登山の時にアドベンチャーさんが買い、練習を重ねた成果を聞かせて頂きました。
 楽しかった様子は、活字より写真を見て頂ければ「あ〜参加できずに残念やったなぁ」と思って頂けると思います。ドタキャン正ちゃんはみんなからお灸を据えられ私の怒りも、正ちゃんが扮装して歌うという罰ゲームもどきで勘弁してあげることにしました。
「正ちゃん!あんたが祝ってもらうんやから、もっと早く来ないといかんよ」
「ドタキャンはいかんよ。仕事もエエけど、友達なくすで〜」
「姫さんが怖いんか、おべっか使ってる〜」と散々いらわれていました。(あ〜あ。スーッとしたわ。みんなの代弁に感謝)
パーティ終了後の翌日は、舞台衣装の洗濯を終え、アイロンかけも終わり、さあガレージの中2階に片づけようとハシゴが掛けられる分だけ、車をガレージから出しました。笠と刀は簡単に収納完了です。次は衣装の入った重いバックを中2階に持ち上げるのですが三点確保してもなかなか持ち上がりません。あと一息なのに悔しいけれど、汗ポタポタで降ろすことも上げることもできなくなりました。

そこへバイクの音がして我が家に暑中はガキを配達の郵便屋さんがやってきました。「ちょっと〜すみませんがここまで来て〜」叫び声に似た声を上げると、郵便屋さんが何事かとガレージの中へやってきてくれました。下からバックを少し持ち上げてもらい、やっとのことで無事、もとの位置に収納できました。ヤレヤレです。

それにしても来年は、違う衣装を準備したいなぁ。歌に合わせた何かいい衣装を考えなくっちゃあ〜。古い着物を潰して十二単でも作ろうかしら?

  文:美智子姫   写真協力:鹿島秀元000

右上の×印でお戻りください。