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蔵王スノーシュートレッキング |
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忘年会の席上で酒の勢いを借りて「モンスターに会いに行こう」という声があがり「おもろそ〜」と賛同者多数。東北の地は初めてと言うこともあってトントン拍子に現実のものとなりました。仙台空港から蔵王に向かうシャトルバスの窓からは「雪景色ゼロ」で一瞬不安がよぎりますが蔵王へ到着した途端不安は消えました。
荷物を宿に置きロープウエイで蔵王の山頂へ向かいます。雪質はパウダースノーで2メートルもあろうか木立に雪が積もり、風の力を借り木々はいろいろな形に変化しています。動物の様でもあり外人さんの様でもありの蔵王名物の「スノーモンスター」を初めて見て誰しもが感動を覚えます。外気温マイナス13.3度の中を地蔵山へスノーシュートレッキング。しかしコースの周り一面にロープが張り巡らされており、事務所に交渉をして、登山届けを提出しやっと立ち入りの許可をもらえました。風雪強く、顔をサングラスや目刺し帽で覆い誰が誰だか全くわかりません。モンスターの中を子供のようにはしゃぎ夕暮れのライトアップを待ちます。「きれっい〜」幻想的な風景にあちこちでシャッターを押す姿が見受けられました。宿に戻り温泉に浸かったあとの夕食はジンギスカン食べ放題・・・(年寄りは食べ放題が苦手)この宿は学習院時代の紀子様も紀宮様も宿泊したという伝統の宿のようです。
翌日はロープウエイ山頂駅からスノーシューで駆け下ります。スキーコースやスノーボーコースを横切りながら2メートルは有にある積雪の中を歩いて下るのです。「あの人達は何をしているのやら?」ロープウエイの中からそんな思いで手を振る人もいました。お昼は雪のテーブルと雪の椅子に腰掛けて、思い思いに昼食をとります。寒さはちつとも気になりません。夜は宿の前の酒屋で酒を買い込み2次会に花が咲きます。しばらくするとドーンドーンと夜空に花火が打ち上げられました。蔵王祭りの真冬の花火です。突然に決定したスノーシューツアーではありましたが「行こう」という仲間の結束力の強さに今回の旅の成功はあったように思います。
来年もまたこの時期に蔵王でお会いしましょう! |
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