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強風などにより、帽子・手袋・オーバーミトンなどを飛ばされないことが大切。
バラクラバやゴーグル、手袋は出しやすいところに入れて携行する。
極低温時には、排泄行為などに伴い、僅かな時間で素手に凍傷を負ってしまう場合がある。とくに低体温症や低酸素状態において見当識が失われた時には、防寒にまったく無関心となってしまう場合があるので、早い段階の対応が必要であるし、お互いに注意しあうことが必要。 |
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手袋は、三層以上で使用するのが良い。インナーには絹、カシミヤなど、中間層にはウール、オーバーミトンはゴアテックスなど。
手袋や靴下を濡らさないことが特に大切。
インナー手袋の一枚はどんな作業中でも脱がないようにする心がけが必要。手袋をしたまま作業をする訓練を日ごろから心がける。
テントや雪洞内では、手袋や靴下を乾かすことを何より優先させる。
靴やインナーシューズをテントシューズ代わりに履き続けないこと。
指輪やピアスの類は厳禁。
アルコールは血管を拡張させ、結果的に体熱を失うことになるので逆効果。 |
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雪洞掘削中やビレイなど長時間停滞するときは特に注意をすること |
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知識があれば、あわてずに済みます。また、軽い内に手当てをすれば、後遺症も残りません。
ただ、全く痛みがないため気付かない場合がありますので、くれぐれも注意しましょう。
登山中は、お互いの顔面をチェックし合うことも必要ですし、停滞中は暖をとるための対策も必要になります。
20000円前後の高価な手袋も販売されています。ショップで手にとってご覧になられてはいかがでしょうか。 |
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