地形図の基本と読み方 168
JON登山楽講
チェックポイントを設定して通過、不通過、時間、地形などを意識する。
現在地を確認しやすい場所をチェックポイントにする。コルであったりピークであったり。谷の横断であったり。
地形図に表されていない小さなコルやピークが有ることを知る。見落としたとき対処できるようにする。
ピークでは何度の方向に〇〇山が見えるとか〇〇岩が見えるとか記しておく。

ルートの地形とパターンを知り敏感になるように努力する。地形の4パターンの基本を知り次々に出てくる地形を把握していく。
  @尾根筋   A等高線に沿う巻き道  B等高線を横切る道  C谷を下る道
尾根を歩いているのなら両側は自分よりも低い。谷を歩いているのなら両側は自分よりも高い。これらに対応していれば早い時間に道間違いに気づく。
イメージしていた地形と違うと感じたら立ち止まって確認する。また事前に地形図をよく読んでおく。
地図記号は現実を縮小したものではない。1.5m以上3m以下の軽車道は全て実線で記されているし、小川の幅は一定ではない。
読図の経験を積むとその幅が読めるようになってくる。
   
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