いざという時のために | 032 |
JON登山楽講 |
副子(添え木)固定の目的 患部(骨折をしている個所)を固定し安静にすることにより苦痛を軽減、やわらげることができ、合わせて神経・血管を傷つけるなど状態を悪化させることを防ぐことにあります。 副子の種類と固定の方法 (1)副子の種類 副子は特別なものを使わなくても良い! ?ありあわせの物で十分代用する事が出来ます。例えば、ケガをした場所によって割り箸、鉛筆、木の枝、杖、定規、ダンボール、週刊誌、新聞を厚くまとめたもの、パイプなど身近にある物を利用しましょう。 (2)留意事項???? @ 骨折かどうかわからないときは、動かさないように! A ?骨折の疑いがあれば、骨折として扱うこと! B 着ている服など、必要があれば無理に脱がせないで本人の同意を得て切る! C 骨折しているところを無理に戻したり引っ張ったりしない!固定の方法 骨折している個所から骨が出ている場合は、骨に触れたり戻したりしないで清潔なガーゼやタオルで覆ってから、 骨折している個所の上下の関節を合わせて固定します。 副子と体の間の隙間に布などをつめて動かないように固定します。 骨折しているところが怪我で出血している場合は、別々の包帯・三角巾やタオル等で被覆・固定をしましょう。 |
戻る | 次へ |