いざという時のために 024
JON登山楽講
靴擦れとは
足に合わない靴を履いたりして、強い圧迫や摩擦を受けた場合に水ぶくれなどができる症状のことです。 原因と症状
足に合わない靴を履いていたり歩き方が悪いと、靴の内側に当たる足の皮膚が熱を持ち、傷が付いて水ぶくれができます。 また、無理して足にあわない靴などを履き続けると、靴擦れした部分が硬く角質化します。 これが、たこや魚の目などになります。 足の皮膚は低温には強いですが、熱に弱い性質があります。 そのため、摩擦を起こすとすぐに傷ついてしまうのです。 靴擦れのできやすい場所は、靴の内側に強く当たる場所で、アキレス腱やかかとの外側、足の甲などです。 対策
かかとに靴擦れができた場合は、流水で熱をもった部分を冷やします。 そして、汚れを十分に落としてからバンドエイドを貼って保護をします。 もし水ぶくれができてしまった場合は、水泡を破らないように気をつけましょう。 水泡は自然に破れますが、手で無理やり破ってしまうと感染症にかかる恐れもあります。 破ってしまった時は、抗生物質の軟膏を塗って、幹部を乾燥させましょう。 また、湯船につかるのも避けた方が良いです。 その後は治るまで、履きなれた靴で行動をするのが一番です。 また、靴擦れにならないためにも、きちんと自分に合った靴選びをすることが大切です。 新しく靴を買うときには、きちんと履いて店内を歩くなどして確認をしましょう。 なかなか自分に合ったものがない場合は、市販の靴擦れ防止グッズなどでカスタマイズをするのも手です。 かかとにクッションを取り付けるものや、足自体に貼るシートなど、様々なものが販売されています。 応急処置
靴擦れが起きたけど、すぐに手当てができない!という場合、ポケットティッシュの袋を靴と痛い場所の間に挟んだり、セロハンテープを貼るのも効果的です。 靴擦れは摩擦によって起きるものなので、摩擦が起きないようにすればOKです。 日ごろから絆創膏を持ちあるくのが一番ですね。
   
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