いざという時のために | 021 |
JON登山楽講 |
◆風通しが良い日陰や冷房の効いた所に運び、衣類をゆるめて楽にし ます。 ◆本人が楽な体位にしますが、顔面が蒼白で脈が弱いときには、足を 高くした体位にします。 ◆意識があり、吐き気や嘔吐などがなければ、水分補給をさせます。 スポーツ飲料(塩分が含まれている)か、薄い食塩水などを飲 ませます。 ◆皮膚の温度が高いときには、水で全身の皮膚をぬらし、あおいで風 を送り体温を下げます。 ◆皮膚が冷たかったり、震えがあるときには、乾いたタオルなどで 皮膚をマッサージします。 ◆このような手当をしても、熱痙攣や熱疲労の症状がおさまらないと きは、できるだけ早く医師の診療を受けさせます。 ◆熱射病の症状があるときは、急いで医療機関に搬送します。 ◆意識がないときは、一次救命処置の手順により手当を行います。 |
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