摩耶山天上寺にフジバカマの花の咲くころアサギマダラが飛来してくるのだとjunkoちゃんが教えてくれました。去年は何百と飛んでいたというではありませんか!
ならば、行かねばなりませぬなぁ。予定を立てた日が雨となり蝶々も雨宿りしているはずだと日程変更して行ってきました。待ち合わせ場所はJR灘駅です。 |
まずはアサギマダラの予備知識を入れておきましょう。渡り鳥はよく知られていますが、渡り蝶はあまり聞いたことがありません。渡る距離は2,000キロ超え!オドロキです。
なぜアサギマダラは長距離の渡りをするのでしょうか。秋には気温の低下と共に暖かい南へ移動を開始し、九州や沖縄、八重山諸島や台湾まで海を越えて飛んでいきます。冬の間は、暖かい南の島の洞穴で過ごし、新たな世代の蝶が春から初夏にかけて北上し、本州などの高原地帯に戻ります。季節により渡りをする日本で唯一の蝶がアサギマダラなのです。
旅する蝶・アサギマダラが好む花として有名な秋の七草「フジバカマ」が摩耶山天上寺には沢山咲いていると言うのです。蝶の数え方は「頭」が正解です。一方で、「匹」や「羽」も間違いというわけではありません。 |
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灘駅から「坂バス」と言う小さなバスに乗り、摩耶ケーブル下駅に向かいます。途中のバス停から阪急電車利用のjunkoちゃんが乗り込んできました。傾斜のきつい坂道の続く路線を走るので坂バスというのだそうです。運転手さんに聞いたので間違いありません。 |
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バスを降りて目の前には沢山の人がいました。麻耶ロープウエイを利用する人達で切符売り場には長蛇の列で、最後尾は公園の中にまで伸びていました。臨時便が出るとは言ってますが一体いつになったら乗れるやら・・・。土曜日とあって子供連れの方やアサギマダラ目当ての人達で賑わっていました。 |
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70歳以上の人には証明書提示すれば乗車券の割引があると言う事でみんなニッコニコ。但し靖ちゃんは証明書の持ち合わせが無いので正規料金を支払いました。
「仲間だから70歳越えてるよ~」と掛け合いましたがダメっていわれました(笑) 硬いこと言わないでよ~ |
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白い曼珠沙華:ピンクの花もあるようです |
ケーブル:彦星です |
ケーブル:織り姫です |