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▲室生龍穴神社 |
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多くの観光客は室生寺バス停で下車し散策を楽しまれる様子です。マニアックな我々は終点の室生龍穴神社まで行き、まずはお参りを済ませました。杉の大木に感嘆の声をあげ、神聖な気持ちになりました。私達の目の前に1台の軽トラが車両の祈祷場所へと入って行ったと思うとすぐにバックしてきました。どうも駐車場と間違えた様子です。「あかん!アカン!落ちるよーっ!」私の大きな叫び声も空しく軽トラは脱輪してしまいました。ああああああ!
見て見ぬ振りも出来ずジョンが軽トラを押すのですがヒクともしません。そこへヤンキーもどきの青年がやってきて「おっさん!前進じゃなくてバックやっ!」と声をかけました。すると、どうでしょう!あっさりと脱輪解消です。神のご加護があった様です。 |
軽トラおじさんから丁寧にお礼を述べられ、更に室生川沿いの車道歩き2km先にある室生龍穴神社奥宮の龍穴を見に歩くことにしました。
電車の中で「今日はイタドリを見つけても(あっ)とか(「えーっ)とか決して言いませんから」と宣言したのですが靖ちゃんが今年は一度もイタドリ採りを体験しておらず協力することにしました。「あっ!あるよ、あるよ。ソコ・ソコ」落ちないように腰ベルトを掴んだり。首の当たりを掴んだりと安全対策を取りながら大騒ぎして立派なイタドリをゲットできました。(良かったね) |
「吉祥龍穴800m」の大きな看板が目に入り、緩やかな登りを汗をかきながら進んでいくと室生龍穴神社がありました。小さな駐車場があり5台ほど車が停まっていました。室生龍穴神社は龍神を祭り、雨乞いの神として知られています。平安時代には朝廷から雨乞いの使者が遣わされたという話もあります。社殿は更に、700mほど山中に分け入った所に龍神が住むという穴が口を開ける場所にありました。滑床の滝も周辺の新緑とマッチしていて綺麗でした。大台ケ原の桃ノ木小屋の途中にある七ツ釜の東屋の景色とよく似ています。狭い階段では車で来られた人達と交差する場面もありました。 |