都市部では珍しい野鳥のオアシス。関西屈指の渡り鳥の飛来地で、秋から冬にかけてはカモなど多くの水鳥が飛来します。この地はもともと、奈良時代の名僧、行基が築造した農業用のため池。これを市が昭和43年に一部公園化し、さらに47年・48年で現在の姿に整備しました。広さ27.8ヘクタール(そのうち自然池12.5ヘクタール、貯水池4.5ヘクタール)。
平成11年7月、池の水質浄化対策として、水鳥にえさをやるための独立した池、給餌池(きゅうじいけ)を設置、野鳥観察橋も新しくしました。給餌池内では、公園管理者が十分なえさを与えていますので、来園者のみなさんは、食べ残しのえさで水が汚れたり、糞などに触れるのを防ぐため、えさを与えないでください。
色々な野鳥が観察出来ます
ミコアイサ(巫女秋沙、Mergellus albellus)は、カモ目カモ科ミコアイサ属に分類される鳥類。本種のみでミコアイサ属を成す。
ユーラシア大陸亜寒帯のタイガで繁殖し、南下して越冬する。日本では冬季に九州以北に越冬のため飛来し(冬鳥)、北海道では少数が繁殖する。
全長38-44センチメートル。翼長オス19.2~20.5㎝、メス17.8~18.6㎝。翼開張55~69センチメートル。体重0.7~0.9キログラム。アイサ属最小種。次列風切の先端は白い。
嘴は短い。嘴の色彩は灰色。
     ご来園のみなさまにお願い
鳥や動物とそれらの糞などには直接触れないようにしましょう
〇鳥や動物とそれらの糞に触れる機会が多くなりますので、餌を与えるのはやめてください
鳥や動物とそれらの糞に触れたら必ず手洗いとうがいをしましょう
 (手洗いは昆陽池センターや手洗い場、公園トイレなどをご利用ください)