「♪野崎参りは~屋形船でまいろ どこを向いても 菜の花ざかり♪」の歌で有名なJR野崎駅が今回の集合場所です。
5月例会の担当者は姫であります。野崎商店街を抜け、生駒山系の北西山麓に位置する慈眼寺(じげんじ)に向けて出発しました。慈眼寺は「野崎観音」として古くから親しまれています。江戸時代には、大阪城近くの八軒家浜船着場から屋形船で寝屋川をさかのぼり野崎観音に参詣する「野崎参り」が流行したそうです。江戸時代の野崎参りでは、寝屋川を行く屋形船の乗客と、川沿いの土手を歩いていく人々との間で、互いを冷やかしたり罵ったりする「ふり売り喧嘩」という口喧嘩の風習があり、あくまでも口喧嘩だけで、決して石を投げたり手を上げたりしてはいけないという暗黙のルールもあったようです。 |