京阪・石清水八幡駅前~(京阪バス)浜上津バス停~木津の流れ橋~木津川左岸徒歩~御幸橋~背割り堤花見~京阪・石清水八幡駅前
『花の命は短くて苦しきことのみ多かりき』この詩は林芙美子が色紙などに好んで書いた短詩だそうです。女性を花にたとえ、楽しい若い時代は短く、苦しいときが多かったみずからの半生をうたったものだそうです。来年はこの美しいサクラが見られるかどうか不安なグループ故に(笑)、お誘いあらば参上つかまつりますると言うわけでお花見ウオークとなりました。
2022年4月5日(火)・・最初の予定では4日でしたが雨の予報のため5日に順延 集合場所:京阪本線・石清水八幡宮駅 改札前10時集合(姫たちはすこしチコク)
10時18分の京阪バス岩田南行きに滑り込み乗車できました。バスを降りたら堤防の土手めがけて歩いて行き、春風に当たりながら鼻歌なんぞも出て、そぞろ歩きを楽しみました。今回はポッチーも参加なので久しぶりの全員参加となりました。
木津の流れ橋が見えてきました。京都府南部を流れる木津川に架かる「流れ橋」。正式に上津屋橋といいます。美しい川の流れと白砂の河原の上に、長大な木橋が架かっていて、時代劇定番のロケ地として有名な橋です。洪水時にあえて流されるように設計された橋で時代劇の中に迷い込んだような昔ながらの趣を今に残す人気の観光スポットとなっています。欄干がなく、丸太で組んだ橋脚の上に橋桁を渡しただけの素朴な姿で時代劇撮影のロケ地として、人気を集めてきたそうです。全長356.5メートル、幅3.3メートルの日本最長級の木造の橋で、歩行者と自転車・二輪車が通行可能。(自転車二輪車は押し歩いて渡る)。
最大の特徴は、増水時に橋桁が水面に浮き、いかだように流れることで水の圧力を受け流し、橋全体の崩壊を防ぐ。ワイヤーロープで橋桁と脚とが繋がれているため、ロープを引き上げるだけで橋桁を橋脚の上に戻すことができ、復旧にかかる時間を短縮できるというもの。流れ橋は昭和28年(1953年)に初めて架けられ、いままでに23回も流されましたがその度に復旧している不思議な橋です。
木津の流れ橋を下からちょっと覗いて見ました
小さな池の周りにはツクシがニョキニョキ頭を出していましたが「下処理がめんどうや」と摘み人おらずでスルーとなりました。土手沿いの道は京都まで続くサイクリングロードとなっているため猛スピードで走り抜ける自転車に恐怖を感じながらも歩くことの楽しさを満喫しました。
流れ橋周辺には、京都の特産・抹茶の原料となる碾茶(てんちゃ)の栽培が盛んに行われており文化庁認定の日本遺産「日本茶800年の歴史散歩」の一部にもなっている茶畑が広がっいました。♪夏も近ずく八十八夜~トントン♪・・季節の歌は風情があっていいね! 
この日は夏日を思わせるような外気温で「暑いなぁ!」と言いながら衣類調整し時計を見ると正午を少し回っていました。流れ橋で遊び過ぎた様です。「とにかく背割り堤のサクラの見える所まで行ってからランチタイムにしよう!」と、その予定でしたがポッチーが力尽きてしまいました。サクラの無い菜の花の生い茂るあたりでブルーシートを敷いて車座になり「花見と言えばこれっ!」とリュックから梅酒と日本酒を出しみんなをアッと驚かせました。充分な距離を取り過ぎて正ちゃんが草むらにずっこけるアクシデントもありましたが久しぶりに太陽の下で大声で笑った気がします。(背割り堤周辺は宴会・酒の持ち込み禁止のため、途中の菜の花畑で良かったです。
正ちゃんの食後の一発芸
なんてことはありません パック酒を呑み干して 梅酒をちょっと呑みまして 奥方からの愛の電話に酔いまして 足ががくがく立てなかっただけにございます
 
 後方中央の山は天王山です 横に延びるのは 淀川河川公園背割堤地区 通称背割堤です
左の建物はサントリー山崎工場です
木津川に架かる御幸橋を渡って 背割堤へと入っていきます
堤の上は満開の桜のトンネルです
往復3kmのサクラのトンネルは、そりゃあもう豪華絢爛でうっとりするばかりでした。人混みには閉口しますが行って見る価値はあったと満足しています。混雑を避けるため一方通行になっており、往路はサクラのトンネルの中をくぐり抜けて、復路は土手の下側を歩き見上げながら帰るようになっていました。お洒落な出店も沢山出ていました。(縁日の屋台とは違う 名の知られたお店ばかりのようでした) 
背割り堤を往復して帰り道はゾロゾロと人の流れについて歩き木津川御幸橋を渡り京阪本線・石清水八幡宮駅でゴールです。
 桜の名所ベストテン
10位・・又兵衛桜 奈良県宇陀市 行きました 談山神社のついでに行きました。
 9位・・千鳥ケ淵  東京都千代田区  東京さ言ったこと無か。
 8位・・彦根城  滋賀県彦根市  行きました 何かのついでに。
 7位・・錦帯橋  広島県岩国市  桜の咲いて無いときに行きました。
 6位・・吉野山  奈良県吉野町  バスで行きましたがものすごい渋滞でした。
 5位・・新倉山浅間公園  山梨県富士吉田市  行ってみたてなぁ!。
 4位・・姫路城  兵庫県姫路市  来年は行ってみようかな。帰りに御座候買おうっと。
 3位・・三春の滝桜  福島県三春町  この年になると遠出は無理かなぁ。
 2位・・高遠の桜  長野県伊那市  甲斐駒、仙丈の登山の帰りに立ち寄りました。桜は見てないかなあ。
 1位・・弘前公園  青森県弘前市  ねぶた見に行った時に寄ったけど 桜は咲いて無かったよ。
●靖子ちゃんリーダーの声
おはようございます。昨日はお疲れ様でした。色とりどりの花が咲き競う春 背割堤の桜絶景でしたね。 宴会もありがとうございました。
終わりに
宴会はダメ、酒の持ち込みはダメとまだまだ規制のある中で桜の花とは程遠い場所に陣取り静かに、それでいて中身の濃い「昼間の宴会」を楽しみました。勿論ソーシャルディスタンス、三密には充分気を付けてです。久しぶりの宴会で正ちゃんのでんぐり返し芸で大笑いさせて頂きました。楽しい時間をありがとう!