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近鉄・桜井駅前~(奈良交通バス)~談山神社バス停~多武峰~不動滝~百市~下居~(奈良交通バス)~近鉄・桜井駅前 |
桜井市多武峰(とうのみね)の神社。神仏分離以前は寺院であり、多武峯妙楽寺(とうのみねみょうらくじ)と言ったそうです。中大兄皇子と中臣鎌足は、多武峰に登り「大化改新」の談合を行ったことから、後にこの山を談山、談所ヶ森と呼び、現在の談山神社社号の起こりとなったと言われています。談山神社のシンボル的存在、木造十三重塔(重要文化財)は世界唯一のもの。本殿(重要文化財)をはじめ、神仏混淆時代の名残を残す朱塗りの華麗な社殿は、徳川家康が日光東照宮の手本にしたほど。紅葉の名所としても有名で、照り映える紅葉と十三重塔は美しい。 しかし・・・一度も中に入ったことはありません。(笑) |
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桜井駅南口のバス停 |
一電車後から来たジェンヌさんと迎えの靖ちゃん |
桜井駅南口のモニュメント |
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バスで終点の談山神社に到着したら何はともあれ草餅と串こんにゃくを食べることにしています。去年は閉まっていた茶店ですが今年は開いていました。早速草餅(焼き餅)を食べて、談山神社方面に行くと今度は串コンニャクを売ってる店がありました。私以外は美味しそうに頬張っていました。(私はコンニャクアレルギー) |
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参道で商う2軒のお店で串こんにゃくを食べたり、とち餅を食べたり、なかなか次へ進みません。お土産に焼きしょうがや奈良漬を買って次へ進みます |
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店の人が「これからどこに行くのですが?」と聞かれましたが・・まさかイタドリ採りだけにここまで来たとは言えず「あっち・・・」と言って誤魔化しました。今年は新兵器持参です。棒の先にミニ鎌を取り付けて「高枝切りバサミ」ならぬ「背高イタドリ鎌」を製作て持参しました。 |
しばらく歩くも今年は異変が起きています。誰かが先にきてイタドリを採った跡があります。あっ!ここも!あそこも!・・・。思いもしなかった出来事にしばらくはショックから立ち直ることが出来ませんでした。しかし最初の1本を見つけてからは元気復活です。「あった!」「こっちにも!」と次から次に見つけました。 |
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イタドリは地方によって「イタズリ」「サシドリ」「スイスイ」「スイバ」「スカンポ」「ポンポン」「ゴンパチ」「ダンジ」などと呼ばれています。漢字では「虎杖」と書きます。
最近ではイタドリの根が利尿効果があることから薬草として人気が出てきたと言います。私達が採るイタドリは薬草の種類ではありません。高知県人がこよなく愛する雑草なのです。 |
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11時を廻った頃、ちょっと早いけれど駐車場の隅を利用してランチタイムとしました。採ったイタドリは仲良く三等分してリュックに詰め込みました。思ったより今年は少ないです。国道を下りながらイタドリを見つけていくのですが、ある・ある、こじゃんとありました。(こじゃんととは高知弁で沢山と言う意味) 去年沢山生えていた場所には不思議と見当たりません。地形が変わったのでしょうか。 |
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「「背高イタドリ鎌」」の大活躍で大量に採れズッシリと重たくなってきました。途中の滝のある場所でおやつを頬張り、再び歩き始めて行き来する車に怯えながらも必死で採りました。イタドリも私達が採らないと伸びてしまい、やがて邪魔者扱いにされてしまうのです。「もうこれぐらいで止めようか」と言いながらも目はイタドリを探しています。バス停が見えてきました。荷物の整理をして、幼友達に「採ったどぉぉぉぉ」の写真を送り、桜井駅行きのバスに乗り込みました。今年も楽しいイタドリウオークでした。 |
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いつも一緒に付き合って頂ける仲間達に深く感謝申し上げます。
鳥を撮るためのカメラを一度も出すことなく(撮らせて貰えず・・)右だ、左だ、もう少し上だの下だのと三婆の注文に応えてくれて心から感謝しています。
(だって草餅2個に とち餅1個、そのうえ串こんにゃく1本御馳走になったもん、オイラ食べ物に弱いから・・・ジョンの声)
私にとって幼き頃の故郷の大切な思い出としてイタドリ採りは欠かせないのです。これで今年も1年幸せに暮らせそうです。一緒に行って下さったみなさん、ありがとう! |
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