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JR中山寺駅・阪急電車 中山観音駅~夫婦岩~中山寺奥の院~やすらぎ広場~ 清荒神清澄寺~阪急電車 清荒神駅 |
中山最高峰は、たかだか標高478mの山ではありますが、安産祈願で有名な中山寺を登山口に持ち、清荒神をゴールに持つ人気コースです。今は梅が満開の時期で多くの人たちが訪れていました。(今回も最高峰へは行かず奥の院コースを選択) |
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馬上太子像 |
私達は馬上太子像のあるJR中山寺駅前から合流場所の阪急電車・中山観音駅まで歩きます(馬上太子像も見せたかったなぁ) |
中山寺は立派な山門を持ち警備員も立っていました。登山の格好で門をくぐるのを引け目を感じながら名物のエスカレーターの説明をして本堂で参拝を済ませました。
中山寺は聖徳太子が建立した日本最初の観音霊場で安産祈願の霊場として皇室、源頼朝など武家、庶民より深く信仰を集めました。豊臣秀吉が祈願して豊臣秀頼を授かったとされています。中山一位局様(明治天皇の生母)が明治天皇を出産する時に、安産祈願し無事出産したことから、安産の寺として全国に知られています。 |
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絵馬堂 |
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中山寺梅林 |
梅林をゆっくり楽しんだ後は猪除けの柵を開けて山麓にある中山寺奥之院までハイキングです。階段やゴロゴロ石などがあり山登りしていると言う感じは充分味わえます。
ふと、振り返ると周辺の町並みは春霞がかかっており幻想的な光景を見ることが出来ました。やっぱり山はいいね! |
今日は表参道を辿ります |
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丁石と野仏を辿りながら奥之院を目指します |
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奥之院までおよそ半分の夫婦岩で休憩です。 |
平日は静かなコースですが土曜日とあって登山者の声があちらこちらでしています。木製の椅子を見つけて休憩することにしました。レーションは土佐文旦・・酸味があって美味しかったです(自画自賛)
此処から奥之院までは時折急な傾斜が現れるものの少し緩くなってきます。 |
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十八丁の丁石 |
厄神明王 |
奥の院までの道のりは十八丁(1丁は108mだから約2km)、春を待ち望んでいたのか行き交う人も多いです。この日は夏日と言っても過言ではありません。汗が噴き出て乾燥した鼻のてっぺんは塩が吹いていました(笑)夫婦岩を過ぎてしばらく登ると「十八丁」の看板が見えてきました。 |
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中山寺奥之院です |
奥の院のベンチは座るところがないほど大勢の人たちが訪れていました。奥の院には「大悲水」と呼ばれる湧水があり、大岩・白鳥石の下から湧出していることから別名「白鳥石の水」とも呼ばれています。「生水で飲用は不可」との立て札がありました。 |
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境内でしばらく休憩をして下山開始です。 |
いつも利用する「清荒神まで2.9km」の看板を無視して車道歩きを続けていると上の方に東屋の屋根が見えました。「少し早いけど弁当食べよう!」とランチタイム(ちょっと弁当の量が多かったなぁと反省) |
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昼食は登山道わきの東屋で |
昼食後は自衛隊演習場の道を進み大きな広場にでました。ここらあたりで何としたことか迷ってしまいました(本当はそのまま進んでも清荒神に抜けられたのですが大切な人を案内していたので藪漕ぎするわけにいかず・・トホホです)「これが遭難の第一歩です」とか「道迷いしたらもとに戻る」とか照れ隠しに「山のうんちく」を話しながら見覚えのあるいつもの道に軌道修正できました(ホッ)。六甲山と同じく無数の踏み跡があり夕暮れ時だと不安になるのではないでしょうか。 |
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やすらぎ広場です ここでルートが解らなくなってしまいました 老犬ジョンの鼻も当てにならなくなりました。 |
清荒神の駐車場が見えてきました。清荒神に続く沿道の出店も土曜日とあって賑わっていました。私のお目当ての店だけ何故か閉まっていました。(この店の太い切り干し大根買いたかったのになぁ・・・)
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清荒神清澄寺さんをお参りした後、奥の方に歩いていくとお賽銭をお預かりして持ち帰っても良い場所があります。「荒神影向の榊」と言い、荒神様が姿を現したと伝えられる場所だそうです。
この荒神影向の榊の柵の中に手を入れて掴んだお賽銭を財布に入れておくとお金に不自由しないそうです。そして翌年に倍返しとして賽銭を投げ入れるのが習わしだそうです。 (ただし例外もあるようでJONは年中ピーピー言ってます) |
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清荒神沿道のお店をキョロキョロしながらゴールの清荒神駅に戻ってきました。 私達は宝塚からJRで東西線を目指すためここでお別れです。 |
終わりに |
10年前だと「前進あるのみ、進め~!」みたいな強行な山歩きが出来たのですが加齢に伴い「ほんまに百名山制覇したのか?」と疑われるのではないかと思う程体力が落ちています。過去の栄光にすがらず体力に見合った山行を楽しみたいと思っています。Mr.ダビットソンさんには少し物足りない山行スコースだったかも知れませんがお許しのほどを。これに懲りなければいつでも喜んでお伴させて頂きます。 |
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