▼写真撮る時よそ見すなー     2021年10月例会 ほしだ園地の星のブランコ
JR星田駅―星田公園―星田妙見宮―星のブランコ―森林鉄道風歩道―かわべの道―京阪・私市駅
立派な交野市観光マップを入手し9月は交野山・観音岩コースに行ってきました。曼珠沙華が美しく咲き秋を感じてきました。10月もほぼ同じルート上にあるJR学研都市線「星田駅」からスタートして星のブランコの吊橋を渡りたいと思っています。
今回のメンバーはjunkoちゃん、靖ちゃん、正ちゃん、ジョン、姫の5人です。今日のコースは約10km
星田駅午前9時集合。駅構内にはコンビニがあり弁当買い忘れの方は、ここで調達できます。「みんな弁当持ってるよね?」以前に正ちゃんが弁当買い忘れ事件があったので必ず確認しています(笑)
 JR学研都市線・星田駅 久しぶりに全員集合  交野市のマンホール  星田公園
駅から15分ほど歩いたところに星田公園がありその中に「籏掛け松跡」があったらしい(らしいと言うことは見つけて無いね)徳川家康が大坂城を攻めた大坂夏の陣の折りに、星田の平井家に宿陣したといいます。その際に、家康の旗印である白旗を近くの新宮山にあった松の大木に掲げたという言い伝えがあります。ぜひ歴史に触れてスタートしたかったなぁ。全現堂池にはかっぱが住んでいるという伝説があったそうです。
宝篋印塔 石垣の穴にドングリを…入らない 道しるべの方向はあってますかあ?
ムクドリ 柿の実を食べるムクドリ たわわに実った柿
公園から30分ほど歩くと星田妙見宮の鳥居が見えてきました。平安時代、弘法大師が交野へ来られた折、獅子窟寺吉祥院の獅子の洞窟に入り、佛眼仏母尊の秘法を唱えられると、天上より七曜の星(北斗七星)が降り、それらの星が3ヶ所に分かれて地上に落ちたと伝わります。ここには織姫石があるとのことで、これは確認できました。
住宅街を抜けるとやっと登山道らしくなってきました。心地よい秋の気配を身体で感じながら少しきつい上り坂をしばらく登って行くと看板に「星のブランコまであと300m」と書いてありました。ここで休憩しているとお爺さんがやってきて昔話をしてくれました。若かりし頃、友人に天保山に登るから装備をちゃんとしてくるように言われ、しっかりと山の恰好をして連れて行って貰ったところ・・・山が無い「天保山は何処ですか」って聞いたら「今立ってるところがそうや」 日本一低い山だったと笑って話してくれました。
途中で何度かそのお爺さんに出合いましたが 「あっ天保山のお爺さん」 と名前を付けちゃいました(笑) 
 しばらくすると人の声がして、交野吊橋星野ブランコが見えてきました。平成9年に大阪国体山岳競技の会場として、ほしだ園地にクライミングウォールが整備され、時期を同じくして吊り橋が作られました。交野の地は、七夕伝説の里であり、星降る里のシンボルという意味合いで、この吊り橋に「星のブランコ」という愛称がつけられました。 星のブランコは、標高180m、全長280m、最大地上高50mの木床版吊り橋で、人道吊り橋としては全国的にも最大級の規模だそうです。吊り橋からは、ほしだ園地の森が眼下に望め、四季折々に美しい姿を見ることができます。スリルを味わいながら空中散歩を楽しみました
(たしか…前に来た時は通行止めで渡れなかった記憶がある)…それはねー 休園日でしたよー
(たしか…そのまた前に来た時はスズメバチに集団で刺されて救急車を何台も呼んだ記憶がある)…それはねー「けんぽ連の100キロ歩こう会」だったねー
その時、私も刺されたのですが保健婦さんが同行した団体ウオークでしたので手当をして貰い救急車には乗らずにすみました。(ハチに刺された痛みより保健婦さんの絞り出す処置の方が痛かったです)この日は用心のため吸出し器を携行していました。
昼食は栗ご飯…美味しかった…本物のカラスからは守ったのに…最後まで残しておいた栗一個…ちびこいカラスにやーられた
ブランコというよりは龍ノ背に見えますね 下から見た星のブランコ…靖っちゃん腕を上げたね
吊橋を渡り終えると「ピトンの小屋」がありトイレもあるしクライミングウォールもあります。平日だと言うのに多くの人がいました。緊急事態宣言が解除されてホッとして外出モードになったのは私達だけではない様です。このクライマーさん 私達より高齢かなあ若いのかなあ
此処が通れなければ入ることも出ることもできません  姫は間一髪
病み上がりのチビを渡すのに大変です…水の中をジャブジャブ行けって言うのに…リーダーの言うこと聞かんなあ そういえば水が怖いって沢登りは行かんかったなあ
秋ですねえ 私市駅に到着でーす トーマスくんです 河内森駅まで一駅乗りまーす
吊橋を渡り終え、しばらく吊橋を眺めてから私市方面に向けて下山することにしました。天野川沿いにそぞろ歩きを楽しみ天野川にかかる飛び石を渡り、車道歩きを終えると京阪電車私市駅にゴールです。地図を見ると農産物直売所もあると書いてあるので探しましたが見つかりませんでした。
JR河内磐船でホームに上がって下を見下ろすと「あった!あった!農産物直売所」(あとの祭りとはこのことかぁ!)
●最後に
いままでの私達は「標高が高くなければ山じゃない」と思って近場のハイキングコースには目もくれなかった気がします。しかし歳と共に「高い山は眺めれば良い」に考えが変わってから近郊のハイキングコースを楽しむようになってきました。昔にウオーキング協会で何度も行った気がしますが大勢のウオーカーの引率スタッフとして歩いていたので景色を楽しむ余裕が無かった気がします。新しい発見もあり、同じ体力の者同志で歩く気楽さが心地よいです。