花を求めて
梅を見て、サクラを見て、そして桃。今年の目標は花シリーズと公言したので限りなく花を求めて歩いています。
梅を見て、サクラを見て、そして桃。今年の目標は花シリーズと公言したので限りなく花を求めて歩いています。今回は桃の花を求めて和歌山まで行きました。
JR天王寺駅から阪和線・紀州路快速に乗り和歌山へ。
和歌山電気鐵道に乗り換えて、たま駅長のいる貴志駅で下車しました。和歌山電鐵「貴志川線」は、JR和歌山駅から貴志駅を結ぶローカル線です。
途中熊野古道・紀伊路で訪れた伊太祈曽神社前を通過し終点の貴志駅で迎えてくれるのが、このまちの人気者「たま駅長」(現在はたまⅡ世駅長)
。頭に帽子をちょんと乗せ、駅長として凛々しく座る姿や、くるんと丸まって昼寝をする姿も可愛らしい。そんな駅長に会いに、多くの人々がこの駅を訪れるそうです。 
して路線を走る電車もユニークです。特産のイチゴをモチーフにした「いちご電車」、真っ赤な車体におもちゃ販売機を積んだ「おもちゃ電車」、101匹のたま駅長が描かれた「たま電車」。さてさて私達はどの電車に乗車できるのでしょうか。子供の様にワクワクします。
▲ たま駅長の辞令も持ってましたヨ ▲ 吊り金具は猫の手・ベンチの足は猫足
 たま駅長とは
スーパー駅長 たま2007年に駅長に任命され、2008年に「スーパー駅長」(後に「ウルトラ駅長」に昇進)・2013年には「和歌山電鐵社長代理」の肩書きを持っていました。2015年6月に亡くなり、たまは「名誉永久駅長」となりました。その後、2012年より「貴志駅長代行兼伊太祈曽駅長」に任命されていた「ニタマ」が「たまⅡ世駅長」を襲名しました。世界にただひとつのキュートな駅として多くの観光客に親しまれているそうです。
 ▲貴志駅の駅長さんは猫ちゃんからワンちゃんに代わったの?  ▲いえいえ 駅長は猫ちゃん!ニタマ駅長がデンと構えてますよ
貴志駅に降り立ちまず駅舎を見つめてみると・・・屋根がネコの形をしています。交代で記念写真を撮っていると「お撮りしましょうか?」と、胸に観光協会の名札をつけた人がやってきました。4人揃ってハイパチリ!

「たしか猫がいるはずなんやけどなぁ」おっと!ネコ駅長を見逃す所でした。もう一度駅構内に戻ると、いた、いた、ガラス張りの中にちょこんと(帽子はかぶっていなかった)丸々と太ってちゃんと乗客の出迎えしてました。ニャンともおりこうさんだね。
▼ いちご狩り▼
紀の川はフルーツ大国と言われており、まずはイチゴ狩りの体験をしようと企画しました。
「入場料払うんやったらスーパーで買う方が腹いっぱい食べれるんとちゃうか?」まあまあ、そんな夢の無い事を言わないで下さい。
イチゴ観光協会の案内通りスーパーや銀行を目印にノボリバタのある場所まで移動し一人1500円払いハウスへと誘導してもらいました。ハスウの中は多くの子供連れの人達で混雑していました。ロープで仕切っている中を自由に食べて下さいとの説明です。ハウスからはイチゴの甘い香りがしています。食べ放題とは言え、そんなに沢山食べれません。それに、ここだけの話ですがそんなに甘いとは感じませんでした(練乳買ってきたらよかったよ~!)〇〇狩り、△△狩りというものは入場料の割には食べられないのですが雰囲気も値段のうちと思えば充分味わったのではないでしょうか。子供に返った気分でイチゴ狩りの雰囲気を味わいました。「もう食べれません・・・」次に進みます。
いちご狩りが終わったら あら川の 桃源郷に向かいます
  ▲ケリ   ▲ムクドリ   ▲ツグミ
 ▲ツバメが飛んでます  ▲イソヒヨドリ  ▲イタドリ摘み
  ▲貴志川の流れ…河川敷一面に菜の花が
パンフレットには『桃色の霞とほのかに甘い香りで包まれた場所。そこはまるで俗世間を離れた別天地 「桃源郷」のよう。やさしい空気に満たされたそんな夢の地が、紀の川沿いに広がる「桃源郷」は、かおり風景100選にも選ばれ、「ひと目十万本」といわれる桃の花でつくりだされています。「桃源郷」で栽培される桃は、「あら川の桃」ブランドとして全国に知られています』と書かれていました。が、しかし、訪れる次期が遅く散り急いでいました。
4月上旬には、「桃まつり」「桃源郷ハーフマラソン」などのイベントが開催されるらしいですが2021年は残念ながら中止らしいです。(憎っくきコロナめっ!)
▼桃源郷と言われる あら川の桃畑▼
   
 桃の花は残念ながら旬を過ぎておりましたが 「俗世間を離れた別天地・桃源郷」 を想像しながら紀の川観光マップに沿って約8kmを散策しました。満開の時は河川敷に臨時駐車場や仮設トイレも設置されていて賑やかな様子が想像できました。「花を追ってのウオークはこんなこともあるよね」と言いながら貴志川や紀の川を見ながら春風に吹かれてきました。
紀の川河川敷から2kmも続く桃の花は既に剪定が始まり実を付ける準備に取り掛かっていました。町並みにある「あら川の桃」と書いた店は軒並み閉まっています。成熟した桃が出来るまで休業の様です。
  ▲紀ノ川の堤防で昼食です   ▲イタドリも採れましたよ
  ▲桃源郷を後にして  ▲紀ノ川の流れ
  ▲残り桜を愛でながら   ▲JR和歌山線・下井阪駅から和歌山駅に向かいました
美しく咲き誇る桃の花は見られなかったものの土手でイタドリを見つけニッコニコ。笑顔で帰路に着くことができました。電車も待ち時間なく和歌山を経由し天王寺駅に到着です。車窓から見る外は雨がパラパラとしてきましたがウオーク中に濡れずに済んだ事にホッとしました。 
 
感   想
●ひめの感想 
梅見て、桜見て、今度は桃の花と 2021年は春を満喫しました。いちご狩りも楽しめました。桃の花の枝は天に向けて咲いており梅と桜とは別のいで立ちです。地面に落ちた濃いピンクの花ビラしか見ることが出来ませんでしたが、秋頃には「あら川の桃」としてスーパーで出会える事でしょう。もう和歌山は初夏の装いです。
●ポッチーの感想 
今日も楽しい写メール有難うございました。
皆さん苺もいっぱい食べて大満足でしょうね、イタドリは見つからないのかな?
皆さんお疲れ様です。お疲れが出ませんように。しっかりメンテナンスをしてくだい。
●JONの感想 
オイラ電車の座席に座るのが下手。今回も座れず3つ先の駅でどうにか座われました。熊野古道・紀伊路で辿った道を所々目にしながら懐かしく思いました。
JR和歌山駅では若い駅員さんがICOCAでの乗り継ぎや切符の買い求め方 またトイレの位置まで丁寧に教えて下さり良い旅の一コマとなりました。
最近高齢になったせいかパソコン店、カメラ店などで難しいことを聞くと 「年寄りが何を聞くねん」と言わんばかりに結構ぞんざいな扱いを受けることが多くなりましたが此処の駅員さんは丁寧でした。桃の花より良い思い出になりました。
●靖っちゃんの感想 
貴志川線の列車ラッピング可愛い! 貴志駅に降り立つと、駅長ニタマは硝子戸向こうに座ってお出迎え、駅舎の猫づくしを駅員さんに教えて頂きました。
苺狩では、赤く大きな苺を見つけ、お腹一杯に(当分苺は要らないよ! )
●正ちゃんの感想 
 
●Junkoちゃんの感想 
今日も皆様にお世話になりました。ありがとうございます。平日にかかわらずイチゴ狩り結構な人でしたね、もっと閑散としていると思いました。桃はチョット残念でしたが、大空のもとシッカリ歩けたので皆様に感謝しています。一日中のマスク歩行はいつまで続くのかー(涙)
今日朝から昨日の歩いた所を調べました。何時もカルガモの親子状態、ついて歩くだけ、すいません ジョンさん歩きながら小さい地図をよー見てはる、お二人の下調べにいつも感謝しています ありがとう。