花シリーズ・観梅ウオーク 
近鉄奈良駅~(奈良交通バス)~尾山バス停~梅林巡り~月ケ瀬温泉~(奈良交通バス)~近鉄奈良駅
「所用の途中でふと立ち寄った月ヶ瀬梅林でキジの姿を目にし、メジロとウグイスの鳴き声に癒されました。月ケ瀬は見応えのある広範囲の梅林で やまたび俱楽部の皆さんと行きたい所です。ぜひいかがですか」 とメンバーの靖っちゃんからお誘いをいただきました。
行くなら今すぐだあ 花が落ちる 半ば強制的に案内しました。
♪梅は咲いたか~サクラはまだかいなぁ♪そんな都々逸に引き寄せられるように奈良名物月ヶ瀬梅林に出向くことになりました。靖ちゃん企画です。急なお誘いでしたが花は散り急いでいます。今だと、しだれ梅が美しいかも知れません。 
千鳥橋駅で予期しない出合いだぁ 嫁の懐を離れ嬉しそうに病院に向かいました 近鉄西大阪線の車両の中には幸せオーラがいっぱい
近鉄奈良駅前 4番月ケ瀬行バス乗り場は長い列 この状態で70分…立っても座っても同じ運賃 尾山バス停で下車…着いたぞぉ
初春を真っ先に感じさせる花と言えば、やっぱり梅。梅の名所「月ヶ瀬」の中央には渓谷美を描きながら五月川が流れ、その両岸に約1万本の梅樹が立ち並びます。この地は「月ヶ瀬梅渓」と言われ、シーズンになると梅の花を愛でる人々が沢山やってきます。コロナ禍でなければJR関西本線の月ヶ瀬駅からシャトルバスも出ているのですが今年は運休。
月ヶ瀬・代官坂と呼ばれる つづれ織りの坂道。ちょっときついかもしれないけれどチャレンジする人が年々増えている人気の坂道。湖畔の里からもみじの小路を経て、天神梅林から観梅道へ。ハイキングコースとしては最高! だと言っても 私達は後期高齢者 楽な入口までバスに乗せてもらいました。
この日ポッチーは病院行のため阪神電車西大阪線の千鳥橋駅まで見送ってくれました。私達は近鉄奈良駅で合流して1日1便の貴重なバスに乗り「尾山バス停」で下車。月ヶ瀬梅林入口から、かなり急な坂道を上ります。ポッチーなら息切れがしてしまうほどの坂道でした。坂を登り切ると「草もち」のノボリバタが風に揺れ「おいで~おいで」と呼んでいます。草もちにジョンが吸い込まれて行きました。焼きたてのあっつあつです。お茶のふるまいもありのんびりと癒しの時間を過ごすことが出来ました。

梅の盆栽のノボリバタがあり行って見るとここでは串コンニャクが売っていました。(姫はスルー)梅の根っこに1輪のカタクリの花を見つけて撮影開始(上手く撮れているのでしょうか?)上ったり、下ったり、曲がったりと梅の香りに誘われてのそぞろ歩き(たまにはこんな時間要るんやねぇ)
月ヶ瀬・天神梅林は月ヶ瀬梅林の中でも一番高台にあり、遅くまで梅の花を楽しめる。その広さはご当地屈指。一面に広がる梅畑の美しさと鼻をくすぐる香りを楽しめます。
月ヶ瀬・梅林公園は以前は「品種園」といい、その名の通り全国から集めた約40種類、270本の若く育ち盛りの梅の花があります。「くつろぎのエリア」として丹精込めて管理している自慢の公園は最近多くの人で賑わっています。 
梅の見渡せる、ほどよい場所を見つけてランチタイムにしました。おにぎりさえあればおかずは梅の花で充分です。美味しい空気はお吸い物。ふと上を見上げるとひとりのおじさんがベンチに座っていました「落っこちて来たらやばいね」と話していたその時です。ゴロゴロとおじさんではなくリュックが転んで目の前に落ちてきました。当たっていたら怪我をするところでした。ちょっとした油断が大きな怪我のもとになります。気をつけましょうね。
月ヶ瀬・一目八景は駐車場からゆっくり歩いて約10分。坂道を登り切ると眼下に広がる梅の花とダム湖の美しさに誰しもが足を止め、思わずカメラを取り出したくなります。
月ヶ瀬梅渓といえば帆浦梅林。ここを歩かずして月ヶ瀬に行ってきたとは言えない。多くのメディアが取り上げ、ポスターやパンフに登場するのが帆浦梅林。渓谷の中に咲く梅。「月ヶ瀬梅渓」を訪れた人たちの心をわしづかみ。メインの観梅道で出店も多く、観て食べて楽しめるコース。
 こういう緩い谷になっている地形は梅の実の収穫に最適なんでしょうね ネットを敷きめぐらせておいてそこに落とせばコロコロ低いところに下がっていくからそこで籠に取り込めばバッチリです。以前 熊野古道の紀伊路を歩いている時 南部の梅林でそのネットを見たことが有ります。
のんびり、ゆっくり、足の向くまま、間もなく散るであろう梅たちを眺めていると時間を忘れます。花が終われば実を付けて、やがて梅干しとなるのでしょう。見て良し、食べてよしの梅は古来から清雅な姿と香りで、日本人に愛されてきました。梅の家紋は100種以上あるそうです。

茶店も沢山あり自分達で造ったお茶の葉、梅干しなどを売っていました。見るだけでも楽しかったです。月ヶ瀬梅林は地元に住む人達とともに共存している様で「この村は生き残れるなぁ」と思ったりしました。

帰りは午後3時のバスに乗り遅れたら2時間の道のりを歩かねばなりません。タクシーは?と観光協会に聞けば「ありません」と言われました(笑)乗車時間1時間を座って帰ろうと始発場所の月ヶ瀬温泉まで歩くことにしました。歩くことは苦ではありません。春風を身体いっぱいに吸い込んで月ヶ瀬温泉に到着です。
月ヶ瀬温泉の敷地内には物産店があり野菜や梅干しがズラリと並んでいます。菜の花100円、新鮮で安いため2パック買いました。正ちゃんはワサビ菜と菜の花を買っていました。   (大阪のスーパーでは菜の花1パック298円です)
バスに座りたくて早くから並び始めました。勿論私達が先頭です。待っていても梅の香りと満開の梅を見ていると時間の経つのを忘れてしまいます。次から次へと人が集まりはじめ列は長くなりました。三密を避けろと言われるご時世に不謹慎だと言わないで下さい。奈良バスさんは座席数が満席になると2台目、3台目と増やし、濃厚接触を避ける対策をしていました。それでこそ1500円もの高い運賃や・・・笑

先頭と言うのは気持ちのいいもので優越感と満足感一杯で並んでいました。「バス待ちですか?」「そうです。ここが先頭だから後ろへどうぞ」正ちゃんが乗客整理をしています。乗車間近になって係員がやってきました。「お客様ここはバス始発の乗り場ではありません。ご案内します」と正ちゃんを先頭に上手に多くの人達の列を崩さないように正規のバス停へ案内してくれました。笑っちゃいますよね~!(誰が最初に間違えたんやっ!…JON) 最初に間違えばみんなその後ろに続くだもん・・・笑うしかありませんでした。
 奈良交通さん あれは不親切ですよ。往路で終点まで利用された方は復路の始発点はわかるでしょうが往路は尾山バス停で下車した人たちのほとんどが歩いて始発点の月ケ瀬温泉に行っているため奈良交通の自由乗車の看板を見つけて並んだ次第です。本当の始発点は下に有る駐車場の片隅にあり見えませんでした。往路の車両でも一言案内が欲しかったですね。待っている間に目前で停車した奈良交通のバスの運転手さんも何も言ってくれませんでした。
私達は月ケ瀬温泉の物産店の責任者らしき人に教えてもらいトップに並んだ次第です。
自由乗車の看板は撤去してね。撤去しないまでも「始発のバス停はこちら」の案内板を立ててくださいませー。
1時間の乗車中ではコックリ、コックリと心地よい眠りに誘われて奈良駅に到着。商店街で奈良漬け買って、今回は反省会なしで奈良駅にて解散となりました。
今日はJR大阪環状線・外回りの鶴橋駅ホームに有る焼肉の店・ライクを見つけて豪華に焼肉定食です。今度は皆さんをご案内しますね~。
感   想
 ● ひめの感想 
花シリーズウオークで一番困るのは花の時期が終わっている事です「咲いてなかった!」とガッカリすることがあるからね。花を求めては今まで実施しなかった)毎年咲く時期が気象によって違うのだから・・月ケ瀬のしだれ梅は見ごたえありました。「もうおわってるんじゃないの?」と言われながらのおでかけでしたが、なにがどうして・・しだれ梅は満開でしたよ。
●ポッチーの感想 
最高のハイキング日和ですね。たのしんで御安全にね。スマホで写真をありがとう。梅が綺麗に咲いていますね。こりぁ1杯飲みたい気分になりますね。皆さん温泉に入りたいでしょうね、(入らないのかよぉ!)ゆったり出来ていいでしょうね。皆さんの弾ける笑顔素敵です。
●JONの感想 
月ヶ瀬梅は若いころから数えて5回目です。以前来たときはメジロや鶯がわんさと居たような思い出がありカメラ担いで出かけました。
梅林ではウグイスの声を聴くことができましたが姿を見ることは出来ずです。やっと一羽で会えたのがヒヨドリくん どうにかカメラに収めることは出来ましたがヒヨドリくんではねえ。まあまあそういう日もあるでしょう。鳥用の望遠レンズではなく、花用のズームレンズを持ってくればよかった。
ふき味噌こんにゃく、草餅、甘酒、少し歩いてまた草餅。自分の土産にコロ柿、干し芋、草餅、奈良漬けを買って 姫に琵琶湖疏水クルーズのお金5000円を払ったら、もうすっからかんでした。あっ思い出した姫に160円借りてた。
●靖っちゃんの感想 
月ヶ瀬梅渓を訪れたいとジョンさんに提案した所、早速計画を立てて下さいました。コロナの影響で、今年はJR関西本線の月ヶ瀬口駅からの臨時バスが無く JR奈良駅および近鉄奈良駅発で行けるとの事で実現しました。
月ヶ瀬の山、里に一万本を超える梅の木があるとの事 圧巻でした。お家の庭も一般開放されていて梅林では見られない古木や盆梅を堪能することができました。
また焼き餅やコンニャクを食しながら観梅を漫喫しました。
●正ちゃんの感想 
 
●Junkoちゃんの感想 
今日は皆さんありがとうございました。3月の穏やかな日に恵まれた梅見の一日、アレコレの買い食い、行ったことの無い場所、私にとって最近は掘り出し物ばかりです。バス待ちの列が長くなり「三密」ではないかと深く反省したりしましたが大自然の中だから許してもらえるでしょう。