大阪を5時30分に出発して現場到着8時15分。すでに数人のカメラマンが思い思いの所に陣取っている。事前にグーグルマップで下調べをしていたため迷うことなく駐車をすることができた。そこから100mほど歩いて先客の横へ。「おはようございます。もうオオワシは出ていますでしょうか」との質問に「はい、もうでています。ファインダーを覗いてみてください」と心優しいお返事をいただきさっそく覗かせてもらうと、そこにはオオワシの全身が映し出されていた。くっきりとしている。「横に3人分おじゃまさせてください」
「どうぞどうぞ」と迎え入れてくださいました。
 肉眼では見えないくらい遠い。500mmF4のレンズに1.4倍のテレコンバータをつけてDXにクロップして1050mm相当にしてもこの有様です。
国の天然記念物・オオワシ1羽が23日、越冬のため、滋賀県長浜市湖北町今西の湖北野鳥センター近くの山本山(標高324メートル)に渡来した。近くにいるカメラマン氏によると子供を連れてきていたようだが此処1週間は確認できていないとのことでした。近くにある湖北野鳥センターによると、翼の白斑の形などから「山本山のおばあちゃん」の愛称で親しまれている雌のオオワシとみられ、1998年から23シーズン連続の渡来となった。しかし同一個体ではなく二代目と言うカメラマンもいれば3代目だというカメラマンもいる。
シベリアやカムチャッカ辺りに生息しているオオワシは厳冬期に入り餌の捕獲が難しくなってくると北海道や東北北部にまで南下してくるが近畿エリアまで更に1000㎞ほど南下してくるのは珍しいという。
ここぞとばかりに飛翔スタイルを見せるオオワシくん 我関せずと静かに佇むモズくん
まとめ
 慣れない環境と生体の解らないオオワシ。このエリア一つにしても行動のパターンが有るようで鳥の動きの一挙一投足に右往左往させられる始末。昼食も摂らずに頑張ってみましたが成果は散々な物でした。機材のカスタマイズも考えなければいけませんしオオワシに対する行動パターンも把握しなければなりません。
2月の中頃には北方に帰っていくのでしょうが年末また訪れてくれた時には良い姿をカメラに収めたいと考えています。