金沢城に隣接する兼六園は国の特別名勝に指定されています。加賀藩によって金沢城の外郭に造営された藩庭を起源とする江戸時代を代表する池泉回遊式庭園。岡山市の後楽園と水戸市の偕楽園と並んで日本三名園のひとつ。65歳以上の人達は証明書提示すれば無料で入場できます。兼六園とは「宏大こうだい」、「幽邃ゆうすい」「人力(じんりょく)、「蒼古そうこ」、「水泉すいせん」、「眺望ちょうぼう」の六勝を備えていることから命名されたと言う庭園です。四季それぞれに趣が深く、季節ごとにさまざまな表情を見せてくれ、特に雪に備えて行われる雪吊りは冬の風物詩となっています。その風景を見に、はるばる大阪から訪れたのですが・・・雪は積もっていませんでした。
ザンネン、無念!。 |
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▼▼▼▼▼ 兼六園から香林坊を通って尾山神社へ ▼▼▼▼▼ |
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宿泊先に行く途中に尾山神社があるので立ち寄ることにしました。加賀藩祖・前田利家公と正室お松の方を祀る由緒ある尾山神社です。全国的にも珍しい和漢洋の3つの建築様式が用いられた「神門」は金沢市の代表的な観光スポットとして有名です。国の重要文化財にも指定されており、特に、最上階にはめ込まれたギヤマンは美しく、訪れた人を魅了します。日本現存最古の避雷針が施されているらしいのですが現在は「立ち入り禁止」となっていました。
宿泊先の金沢ニューグランドホテルに到着です。安いツアーのため期待はしていなかったのですが立派なホテルで驚きました。外はボタン雪が舞い降りてきました。この様子だと積もりそうです。朝起きて雪が積もっていたらもう一度兼六園に行こうと計画をして尾山神社近くの居酒屋で夕食を頂きました。ブリ定食、鰆定食、牡蠣定食に雪見酒と洒落込みました。 |
▼▼▼▼▼ 尾山神社 ▼▼▼▼▼ |
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★★★★★★★★★ ★★★★★★★★★★★★ ★★★★★★ この夜は盛り上がりました ★★★★★★ ★★★★★★★★★★★★ ★★★★★★★★★ |
▼▼▼▼▼ 次の日、長町武家屋敷跡は凍結していました… ▼▼▼▼▼ |
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翌朝は期待した雪は積もっておらず、その代わり道路一面がスケート場と化していました。ホテルの人がツルリン、道行く人がツルリン、幼稚園に行く子供がツルリン、自転車ごとスッテンコロリン・・・おまけにジョンと靖ちゃんも仲良くツルリンしちやいました。ポッチーはおっかなびっくりスタイルでなかなか前に進みません。まるでスケートリンク上に初めて立った子供みたいでした(軽アイゼン持ってくれば良かったね) ポッチーの手を引いて まさに壺坂霊験記さながらに…
ホテルから歩いてすぐの所にある長町武家屋敷通りを歩きました。近代的なビルが建ち並ぶ香林坊を一歩裏通りに入ると江戸時代に迷い込んだような長町武家屋敷跡が続いていました。ここは、加賀藩士の中・下級武士が住居を構えた地域で、現在も各屋敷で生活が営まれているそうです。家を囲む土塀や用水のせせらぎ、風情あふれる石畳に、城下町の歴史を感じながら、転倒しないように気を付けて妙立寺(忍者寺)へと行くことにしました。 |
▼▼▼▼▼ やっと忍者寺・妙立寺に到着です ▼▼▼▼▼ |
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スケートリンクの様な道路で時間がかかり予約時間の10時には到着することが出来ず1時間待ってからの見学となりました。(待つ価値はありました)
忍者とは一切関係のない忍者寺、それが妙立寺(みょうりつじ)です。このお寺がなぜ忍者寺と呼ばれるのでしょうか。それは忍者がいてもおかしくないくらい敵を巻く多くの仕掛けがあるというところに由来するとのこと。なるほど流暢な説明に吸い込まれるように耳を傾け、その都度「なるほど、なるほど」と感心してばかりでした。忍者寺は金沢城を挟む犀川と浅野川を自然の濠に見立て、両河川の外側に寺院群を移築し、城の防備としたそうです。特に、犀川は川幅もあり、寺町台からは急な斜面となり、しかも現在の犀川大橋以外には橋を架けることなく渡し船を用いていました。これは、福井方面からの幕府軍勢の侵攻を想定したもので、金沢城が直接攻撃される以前に寺町台で迎え撃つとの計画に基づき、寺町寺院群に出城の役目を持たせたものといわれています。 |