いつもはロープで安全確保されていて平気なんですがロープ無しで「滑るかも知れない」の恐怖は半端じゃありませんでした。洞窟内には天野川からの水が流れ込んでいて、要所要所で岩肌を濡らしています。出口が恋しいのですが洞窟はまだまだ続きます。暗闇から抜けると木漏れ日が差していて「生きている!」と嬉しくなりました。
ハシゴの階段を登ると出口に辿り着きました。洞窟に入ってから出てくるまで30分ほどですが、とても長く感じました。出口から少し登ると「天の岩戸」
がありお参りを済ませました。岩戸の前に立つと伊勢神宮方向に向いていて熊野古道にも関係があるのかと不思議でした。
社務所に白たすきを返却に行くと受付時に怖い顔をしていた係の人が「お帰りなさい」と言ってくれた笑顔が素敵で、同じ人なのかと疑うほどでした。私達に真剣に取り組ませるためだったみたいです。大雨の後などは洞窟内には入れないそうですので行くときは問い合わせてから行くといいですね。
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