矢田寺 あじさい花ツアー 2019.06.24
花を求めて 第4弾
 
當麻の里の「ぼたん」、中之島公園の「バラ」、城北公園の「菖蒲」と続けば次なるは紫陽花ではないでしょうか。丁度、入梅の季節で、雨ならばなお一層紫陽花が美しいのではないかと花めぐりに行ってまいりました。山歩きの箸休めの様なイメージです。急なお誘いにつき正ちゃんは不参加でしたが、集合場所を近鉄郡山駅として、矢田寺行きの臨時バス10時31分発のバスに乗る予定にしました。運よく西大寺駅で同じ車両に乗り合わせていたjunkoちゃんと合流、京都方面から来た靖ちゃんとも合流することができました。郡山駅のバス停は、紫陽花を見に行く人達で長蛇の列、人気の高さを物語っていました。 
▲バスを降りてから 甘栗屋さんや果物屋さんの立ち並ぶ 急な坂道を上がって行きます
目的地の矢田寺(やたでら)は、奈良県大和郡山市矢田町にある高野山真言宗の寺院です。山号は矢田山。正式の寺号を金剛山寺(こんごうせんじ)といいます。
別名「あじさい寺」とも呼ばれ、境内には約1万株、約60種類のアジサイが植えられているそうです。京都寺町通三条にある金剛山矢田寺は、現在は宗派が異なりますが、京都矢田寺の寺伝によると奈良時代初期に当寺の別院として開かれたとされています。 矢田寺の広い境内には本堂をはじめ、 講堂、閻魔堂、阿弥陀堂、開山堂、天武帝尊像をまつる御影堂その他の堂宇並びに塔頭4ヶ坊(いずれも高野山真言宗)があります。 矢田寺のあじさいは、本尊様であるお地蔵さんにちなんで、昭和40年頃から植え始めました。あじさいの花びらのひとつひとつが雨に打たれ、さまざまに色が移ろいながら、私たちに仏教の「諸行無常」の心を伝えてくれているのだそうです。あじさいの丸い花は、お地蔵さんの手に持っておられる宝珠の形でもあります。

終点の矢田寺バス停は、紫陽花まつりの時期だけ、門前の近くまで行ってくれました。矢田寺方面を見上げるときつい坂道です。「行けるだろうか?」ポッチーが溜息をついています。健康な人の心臓1/3ならば3倍かけて登ればいいと、ケツを叩き出発しました。焼き栗屋のお姉さんが味見の栗を手の平に乗せてくれました。「帰りに買って下さいね」この言葉に弱いジョンはきっと帰りに買うぞぉ~・・・(笑
 
▲沙羅双樹 ▲摩尼殿
▲左:摩尼殿 と 右下:タイサンボク(夏椿)の花
▲大門坊
休み休みで階段を登って行くと紫陽花が目に入ってきました。矢田寺の中は弁当持ち込み禁止の立て看板があちこちに立っており、そのかわり、「紫陽花ご膳」等のランチを紹介するお食事処があちこちで目立ちました。(うまいことしてはるわぁ)

入山料500円支払い、紫陽花の見物です。寺全体が色とりどりの紫陽花に囲まれ見事に咲いていました。多くの人達が右往左往しており狭い通路でカメラを構えた人がいれば渋滞が起きてしまうほどの人気でした。「いまが見頃」です。

ポッチーを休憩場所に残し、ぐるりと一周しました。大きなお寺なので結構歩き回りました。ふと見上げると「結願」と書いた看板が目に入り近づいて見ると四国八十八か所巡りの最後の寺に行き着きました。何と逆回りしたみたいです(笑)
「全部お参りしたことにしとこか」八十八か所巡りに、あまり関心のない我々は、紫陽花鑑賞に熱中し堪能しました。
帰り道「黄色くてもまっか」の大きな甜瓜を見つけ,カットしてよく冷えた「まっか」を頂くことにしました。さすが奈良原産の「黄まくわ」…美味しーい!
プラムも美味しかったです。焼き栗の店先でジョンの足がピタリと止まりました。「やっぱり買うんやね」
バス停に待合所があるもののロープで立ち入り禁止になっており近鉄バスの若い係員に、理由を聞くも「わかりません」との回答、勉強不足を指摘して、その場にいたおばちゃん連中の冷やかしの的になっていました。
40分ほど待って バスに揺られる事30分、郡山駅に到着です。
   
▼大和西大寺参拝
近くの喫茶店でランチを食べて西大寺に立ち寄ることにしました。西大寺は駅から数分のところにあり広大な敷地入口に小さな池を見つけました。この日は、殊の外暑くて藤棚の下で水分補給をしていると池に亀が沢山甲羅干しをしていて石垣を登るのですがポチャンと失敗し、又挑戦してはポチャンが何とも可愛くて癒されました。「あっカワセミやっ!」こんなところにカワセミが・・とジョンがカメラで追い続けましたが見失ってしまいました。「帰りにまた見つけよう」と西大寺拝観へ。
『西大寺は称徳天皇の勅願により、常騰を開基として天平神護元年(765)に創建されました。当時は広大な寺域に多数の堂塔が建ち並び、東大寺と共に栄えていましたが、承和13年(846)以後数多の火災にあい、創建当時の建物はほとんど焼失しました。鎌倉時代に叡尊により復興されましたが、戦国時代には再び火災で焼失しました。現在残っている本堂(重文)、愛染堂(重文)、四王堂(重文)などは江戸時代中期に建てられたものです。叡尊が始めた「大茶盛」の寺としても有名です
可愛いカワセミとクライミング亀の姿に遊ばれて 1時間ほど費やしてしまいました
 時間を見ると既に4時を過ぎています。暑かった日中よりも少し風が出てきて爽やかになりました。「では、次は河内岩船でね」と靖ちゃんは京都方面の列車に乗るべくお別れをしました。
 
 ●姫の感想

あじさい寺、行ってよかったですよ。あんなに沢山咲いているのを見るのは圧巻です。カワセミの写真楽しみにしています。亀のクライミングも愉快でした。
みんなでわいわい楽しい時間を有難う‼次は河内岩船洞窟巡りですね。

 ●Junkoちゃん
雨が少し降ったほうが紫陽花が生き生きして見えたかも知れませんねー
 ●靖っちゃん

沢山の紫陽花綺麗‼️西大寺のかわせみと亀・・楽しかったです‼️参加できて良かった。ありがとうございました‼️「写真は撮れば撮るほど腕は上がります」と、私の写真をジョンさんに誉められて嬉しい。

 ●ポチさん
今日は本当に楽しい1日でした、有難うございました。又宜しくお願いします。矢田寺の階段を見上げた時・・卒倒しそうでしたが、皆さんと一緒ならば歩ける気がします。
 ●JON
本日は、オイラの撮影にご同行頂きましてありがとうございました。紫陽花は思うような写真が撮れませんでしたが、西大寺では、カワセミくんに 遊ばれて楽しい時間を過ごすことができました。パソコンに載せて見ないと細かなところがわかりませんが、結果が良くても悪くても二、三日中にラインで送ります 本日はお疲れ様でした。